思いついたときに書く日記

ふと思ったことや趣味のことを気ままに書いています

「樋口愉美子の動物刺繍」から鳥の楽園を刺繍しました

9月から刺繍に取り組んでいました。

お盆休みに作った洋服のハギレがあったのでそれに刺繍をしてみようと思い立ちました。

刺繍に使ったのはノースリーブブラウスを作った時に余ったリネンの布です。

i-knit-you-purl.hatenablog.com

 

刺繍したのは「樋口愉美子の動物刺繍」にある鳥の楽園。

一色の糸で刺すシンプルな図案です。

20x30cm※の布いっぱいに草花と一緒に7羽の鳥たちが楽しそうに舞います。

※はぎれを利用したので本の指定のサイズよりも小さめです。

 

樋口さんの刺繍を刺す時にいくつか難しいところがあるのですが、一つ目は図案を写すこと。

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写すとき間違えて反転しちゃいました...

図案を全部写すだけでも結構大変でしたが、刺している間に図案が擦れてまた薄くなってしまうのでその都度写し直すのがさらに大変でした(ここが1番大変だった...)。

刺繍用のチャコペーパーを使っていますが、消えにくいチャコペーパー又は写し方をご存知の方がいらっしゃったら教えていただきたい...みんなどうやって写しているんだろう?鉛筆を使っていそうな方も時々見かけるけれど、黒っぽい布は鉛筆はわかりにくそうだし...(悩)

 

二つ目に難しいのが綺麗に刺すこと。

樋口さんの刺繍はステッチがとても美しいんです。特にチェーンステッチは間隔が均等で、すごく細かい(チェーンステッチの穴が見えないくらい細かい)。

樋口さんの作品を初めて作ったときは全然綺麗に刺せなかったのですが、糸の位置に注意して説明通りに刺すことと、完成写真を見ながらステッチの流れに注意しするととだいぶ綺麗に刺せるようになりました。ただ等間隔にステッチするのはまだまだ難しく、もっと丁寧さが必要(だんだん雑になってしまう...)。

 

こんな感じで毎日チクチク1ヶ月ほどで完成しました。

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ポーチに仕立てる前の鳥の楽園。広げると一枚の絵画のような雰囲気。

刺繍すると普通地のリネンの布が、固い厚地の布に近い感じになりました。刺繍は布の補強にもなるのかな。

 これをポーチに仕立てます。

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ポーチになりました

タッセルはDMCの25番刺繍糸を一束使っています(半分に折ってまとめるだけ)。紐は100均の手芸コーナで見つけたスエードの紐です。

内側の布は手芸屋さんで好きな柄を見つけてはストックしているリバティのハギレセットから、表布の雰囲気に似たものを選んでみました。

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内側は蝶の楽園。陰で見にくいですが中に蝶がいます。

カバンの中の小物をまとめる入れ物にしようと作っていましたが、通帳のサイズにぴったりで通帳ケースにしようかなと思っています。でも通帳ってこれからなくなっていくのかな...

達成感のある図案でした。

 

だいぶ寒くなってきたので、編み物も始めてます。