思いついたときに書く日記

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ローカル電車の旅 in 鳥取・島根 その6

雪が積もっているため今回は行けませんでしたが、三朝温泉周辺でその他に楽しめるところを紹介します。

 

目次

 

小鹿渓(おしかけい)

紅葉の名勝にもなっている渓流です。

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クマがいるので春(4月頃)や秋から冬への季節の変わり目は散策はお勧めできませんが、新緑や紅葉が楽しめる場所です。

私は以前6月ごろに小鹿渓を訪れたことがあります。

森の中はひんやり気持ち良く、青森の奥入瀬渓流に似ていると思いました。

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規模は小さいけれど、さまざまな植物や動物など凝縮された自然を見ることができて散策しがいがありました。

梅雨の時期には霧がかかって屋久島のような雰囲気な雰囲気にもなるそうです。

 

投入堂(なげいれどう)

三徳山(みとくさん)の山の中の崖のくぼみの隙間に挟み込まれるように建てられている小さなお堂です。平安時代後期に建てられたということが分かっていますが、どうやって建てたのかなど謎が多く、ある人がこのお堂を投げ入れてできたという言い伝えもあります。誰が何のために建てたのか未だに解明されていないミステリアスな場所です。

投入堂が北緯35度23分という、春分の日秋分に日に最も日が高く昇る位置にあるので、ここで天体観測も行われていたのではという説もあります。

三朝周辺は今もお米(三朝米はしっとりもっちりしておいしさ)も栽培されていて、作物を栽培するためには暦がわかっていなければいけないので、この仮説は結構納得できるなと思いました。

とても高い場所に建てられていて、日本一近づくのが困難な日本遺産とも言われています。平坦な道ではなく急な坂を綱を伝いながら登っていかなければいけない場所もあり、必ず2人以上で入山手続きをして登る必要があります。この冬の時期は雪が積もっていて登るのは危険なので、入山はできません。登れるようになるのは4月頃からです。

私は下から見たことはありますが、見上げて登ることを怯むくらい高い場所にありまだ登ったことはありません。

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写真のちょうど真ん中に投入堂が見えているのがわかるでしょうか...

これは投入堂がちょうど見えるポイントで撮影した写真です。写真の中央にある木の向こう側に霞んで見える向こうの山に投入堂があります。「なぜあんな場所に...」と思わず言ってしまうくらい高い場所にあります。

登った方の写真を見ていると、本当に眺めがよく一生に一度は登ってみたい場所です。

 

渓流または投入堂を見たあとに浸かる温泉は最高だと思います。