道に迷ったけれど、なんとか今日の宿泊予定の木屋旅館に着きました。
木屋旅館は鳥取のちょうど真ん中に位置する、三朝(みささ)という地域にあります。
鳥取方面にも米子方面にも行きやすい、ちょうどいい場所です。
温泉がとても良い旅館で、2月に温泉についての記事も書きました。
i-knit-you-purl.hatenablog.com
潮風に当たったので、温泉がより気持ちよかったです。
週末だったのでお客さんがたくさん来ていました。
今回は温泉とは別の楽しみ方について書いてみます。
旅館を散策するといろいろな場所に絵や掛け軸が飾ってあります。
絵描きや詩人がこの旅館を訪れ、創作活動をしていたそうです。その当時は金銭的に苦しい生活をされていた方も多く、宿代の代わりに自分の作品を残していかれたものが展示されています。
この旅館のご主人も絵を趣味にされていて、お部屋の洗面所にご主人の小さな作品が飾られていたり、女将さんも季節ごとに作られる和紙明かりも旅館にいくつも飾られていて、夜に明かりが灯ると温かい雰囲気になります。
芸術の好きなご家族なので、芸術家が集まってきたのかなと感じました。
夜ご飯も芸術的です。前回は節分がモチーフでしたが、今回はカエルでした。
カエルはきゅうりでできています。
この時期は夜になると旅館の裏の三徳側でカジカガエルのコロコロという少し高めの心地良い鳴き声が聞こえるので、それにちなんだお料理なのかなと思いました。
温泉だけではなく、アートの好きな方も楽しめる旅館です。