散歩の旅なのでここから京都駅まで寄り道しながら歩いて戻ります。
母が水路閣に行ったことがなかったので、案内しました。
野仏庵から歩いて1時間くらいの場所にあります。
哲学の道
琵琶湖疎水分線に沿って巡らされた散策路です。
哲学者の西田幾多郎などが思索に耽りながら散策したことから哲学の道と呼ばれるようになったそうです。
この散策路には日本画家の橋本関雪が苦しい時代に支えてくれた京都の人々に贈った桜が植樹され桜の名所になっています。
私が行ったときは桜の開花にはちょっと早く、咲くのはあと1週間くらい先かな...という感じでした。
南禅寺水路閣
琵琶湖の水を京都に引くために1888年に作られた水路橋です。
南禅寺があるためその景観に配慮したデザインになっているそうです。
れんが造りの洋風な建造物ですが、木の幹の色と溶け込んで自然な景観です。
水路閣は上から見た景色も良かったので登ってみたところ、なんと調査中で以前見られた場所から水の流れを見ることができませんでした...
平成20年に水路閣にひび割れが見つかり、倒壊の危険はないと分かったものの、継続調査中ということでした。