連休中に参加した里山セラピーツアーの2日目についての記事です。
2日目はたけのこ掘りと里山ご飯をいただきました。
2日目の予定
07:30 朝食
10:00 ロマン館チェックアウト
11:00 たけのこ掘り体験
12:00 昼食
13:15 古川駅へ移動
14:00 解散
朝食
食堂で朝食をいただきました。写真を撮り忘れました。
田尻地区で育てたご飯、鮭、納豆、お味噌汁、お漬物をいただきました。
お味噌汁のお麩が手毬のようにカラフルでした。お店にもお麩がたくさん販売されていたけれど、お麩も有名な場所なのかな...
朝の自由時間
ロマン館の裏は山になっていて、1時間ほどで一周できる散策路があります。
10時のチェックアウトまで散策路を散歩しました。
新緑を楽しむ
明るい緑や深い緑、いろいろな緑がありました。
キツツキ?を見つける
散策路を歩いていると、「ととととととと...」という周期的な音が聞こえました。
音が動画に残せたので、興味のある方は音を聞いてみてください。
1分ほどの動画で、キツツキの音は最後の方で聞こえます。途中ウグイスの鳴き声も入っていました。
音のする方へ静かに行ってみると、キツツキのような鳥が見えました。
ちょっとしたらトンビが空を巡回し始め、キツツキは何処かに行ってしまいました。
山野草を楽しむ
この辺りはカタクリの群生地だそうです。カタクリは見つかりませんでしたが、たくさん春のお花を見つけました。
私がみたことがなかったものをいくつかピックアップしました。
エンレイソウは北海道大学の施設の名前などにも使われているようです。
ツツジの小道も良かったです。
桜も楽しむ
八重桜がちょうど散り始めていて、散って行く様子がとても綺麗でした。
ちょっと趣向を変えて、桜の姿は見えないけれど、花びらが雪のように散る風景を撮ってみました。
整備された公園のお花畑もいいけれど、自然に生えている草花も綺麗だなと思います。
たけのこ掘り体験
宿をチェックアウトした後、このツアーに協力していただいている地元の方の山でたけのこ掘り体験をさせていただきました。
去年が大量だったので今年は少なめと聞いていましたが、たけのこ、ありました。
私も一つ見つけました。目を凝らして土からほんの少し頭を出しているたけのこを探すのは、「ウォーリーを探せ!」に似ていて、楽しかったです。パソコンばかり見て落ちてしまった視力も回復しそうな気がしました。
たけのこの周辺からスコップで少しづつ掘り進めます。
最終的に参加した人数分以上のたけのこが採れて、みんなで分けて持ち帰りました。
桜田屋敷
たけのこ堀りの近くにある桜田屋敷も見学しました。
一般公開されている美しい古民家で、お蕎麦屋さんが併設されています。
この時期はつるし雛が飾られていました。
縁側からは水田が見えます。
昼食
場所を移動して里山ご飯をいただきました。
たけのこご飯、お味噌汁、たけのこの天ぷら、たけのこの味噌漬けなどたけのこのフルコースでした。
たけのこの天ぷらは衣がサクッとしていてたけのこはシャキッと食感が楽しい、やみつきになる美味しさでした。
デザートにジャージー牛乳を使ったブルーベリーアイスもいただきました。
それぞれのツアーの感想を話しながら昼食を楽しみました。
古川駅へ移動
昼食後はジャンボタクシーに乗って古川駅向かいます。
ツアーのスタッフの方や地元の方が車が見えなくなるまで手を振って送ってくださいました。
2日間という短い時間でしたが、とてもあたたかく接してくださったことをふと感じた時に、昔夏休みの終わりに祖父母に見送られた時と似たような感覚になって少し涙が込み上げてきました。
感想
今まで食についてあまり興味がなかったのですが、普段買っているお米や野菜を作っている方に会って話したということがすごく新鮮でした。
作っていることにとても誇りを持っていて、いろいろな方法を日々研究して毎年取り組まれていることなど、職業は違っても働くことの基本は共通なのかなと共通点も感じ、励まされました。
田植えや家族でゆっくり過ごすはずの連休に快く、あたたかく迎えてくださったことが本当に嬉しかったです。
またいろいろな季節に訪れてみたいなと思います。