思いついたときに書く日記

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Doctor Who : 好きなエピソード

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Doctor Whoの好きなエピソードはシーズン9の11話「Heaven Sent - 影に捕らわれて」です。

 

ちょっと複雑なエピソードで、わかりにくいかもしれませんが、このエピソードの要約(ネタバレがあります)と、この話がどうして好きなのかについて書いてみました。

 

目次

 

 

エピソードの要約

突然テレポートマシンが動き、ドクターは奇妙な塔に到着します。

到着した直後、一緒に旅をしていたクララが命を落としたことを思い出し、その黒幕を探しに行く決意をします。

部屋を出るとモニターがいくつもあり自分が写っていることに気づきます。

ある方向を見るとミイラのような怪物がドクターを見つめていました。

モニターには怪物の視点が映し出されているようで、モニターを見れば怪物がどこにいるのかがわかるようになっていました。ドクターを見つけた怪物はゆっくりと後を追い始めます。

 

ドクターは誰が何の目的でこの塔に自分を閉じ込めたのかを考えはじめます。

 怪物から逃げるドクターは追い詰められ、「これは予想外だろう」と怪物に言って海に飛び込みその場を逃れます。着水した際、海底におびただしい数の頭蓋骨が沈んでいるのを見つけます。

 

塔に戻り、暖炉で体を乾かしてたドクターは、すでに乾いた衣類が椅子にかけてあるのを見つけ着替えます。そして濡れた洋服を乾いていた服が置いてあった椅子に掛け直し出発します。

塔の中の庭で”I AM IN 12”というメッセージを見つけ12号室を探します。

謎の怪物が追いかけてくるため怪物を塔の端におびき出し、塔の反対まで戻ると82分の時間ができます。この時間は12号室を探せる最長の時間であるとともに、命のカウントダウンへの時間でもあります。

ドクターが真実を語ると一定の時間、怪物の動きが停止します。怪物が停止すると塔が回転し、部屋の位置も変わるため、以前の記録は役に立ちません。

部屋を探しているとテレポートマシンのある部屋で“BIRD”というメッセージを見つけ、その単語が鍵になっており12号室も見つかります。この時にすでに7000年※の時が経っていました。※部屋を探せる時間は82分なので矛盾しているような気がしますが、長い年月を生きてきたドクターには語れる真実がたくさんあったので7000年探す時間を引き延ばすことができたのかなと推測しました。

 

12号室の扉を開けるとアズバンディウムというダイヤモンドの400倍硬いと言われる大きな結晶が現れます。鉱物の厚みは6mもありドクターは「何をしてもクララは戻ってこない」と諦めかけます。そこに命を落としたはずのクララの幻(?)が現れ、「人を失うことは誰もが経験すること、乗り越えてみせて。自由になって。」と励まされドクターは立ち上がります。

 

ドクターはここを脱出し、閉じ込めた人物の思惑を邪魔するためにアズバンディウムを壊し始めますが、背後に怪物が迫ります。ドクターには語れる真実はもうないので、逃げることはできません。怪物が触れるとドクターは倒れます。

 

瀕死のドクターは、怪物は自分の悪夢から作られたもので、この塔は自分を拷問するために作られたということに気づきます。

そしてテレポートマシンのある部屋に向かいます。ここに来る前の自分のコピーの情報がテレポートマシンに保存されていて、それにエネルギーを与えれば自分のコピーを作れることに気づいたからです。

テレポートマシンの側に行くと自分の体を燃やすことでエネルギーを作り、瀕死のドクターは砂になります。そしてテレポートマシンから記憶がリセットされたドクターのコピーが現れます。

海底の頭蓋骨の山や暖炉の前の乾いた洋服はこれが繰り返されてできたものでした。

 

何度も同じことが繰り返され、1万2千年、60万年と時が経っていきます。少しずつ変化しているのは、アズバンデュウムの前で怪物に語る物語が少しづつ長くなっていることです。20億年たった時、アズバンディウムが崩壊し怪物も消滅します。

 

塔を脱出してたどり着いた場所は、ドクターの故郷ガリフレイでした。ここでドクターは黒幕が自分の仲間たちで、自分が故郷を破壊するハイブリッドだったことに気づくのでした。(11話の話はここまでです)

  

繰り返しの手法はよく使われている?

他の映画やドラマでもこういった繰り返すエピソードを時々見かけます。

最近見たもので思い出せるのはDoctor StrangeやPerson Of Interest(以後POI)です。

Doctor Strangeではストレンジが黒幕と対決したときに繰り返す手法が使われていました。先にDoctor Whoのこのエピソードを見ていたので、映画館でデジャブが起きたのかなと思いました。

POI(S4 Ep11)では人工知能が何度もsimulationを行い一番勝算の高い方法を選ぶ過程が繰り返しの手法で描かれていました。If-Then-Elseというタイトルもプログラミングの構文からとられていて、このエピソードをよく表しています。とても面白いエピソードなので興味が湧いた方は是非見て欲しいです(ちょっと話が逸れてしまいました...)。

 

このエピソードに惹かれるのは...

同じようなことを繰り返しているように見えても、少しづつ何かが違ったり、繰り返すことに意味があるのでどこに収束するのか考えながら見る楽しさがあります。

また、ドラマのように大げさではなくても、普段の生活の中でときどき起こる気の遠くなるようなことと重ね合わせられ、共感したり身近に感じられるので心に残るのかもしれません。