今日はDlifeのアプリで配信しているクリミナルマインドのスペンサー・リード役のMatthewGrayGubler(以後マシュー)の来日インタビューが面白かったので紹介します。
Dlifeでは現在シーズン9を放送していますが、8/20からシーズン1を放送が始まるのでその宣伝もあったのかな..
クリミナルマインド とは
FBIの行動分析課(BAU)の捜査官たちが凶悪犯罪に挑むドラマです。
このドラマの魅力はリーダーのホッチナー、BAU創立メンバーのロッシ、行動派のモーガン、渉外担当のジェニファー、情報分析官ガルシアなど個性的な捜査官たち。
マシューが演じているのはIQ178、数学、化学、工学の博士号を持つプロファイラーです。メンバーの中では年齢が若く、みんなの弟的な役柄です。
Dr.リードはBAUのメンバーの中で一番好きなキャラクターです(頭は抜群に良い反面、弱さもあるから共感しやすいのかな)。
彼らが捜査するのは連続殺人犯などの凶悪犯罪。無事に解決できることもあれば、犯人に先を越されるときもあり、一筋縄ではいかない展開も魅力です。
インタビュー
インタビューで特に面白かったものをまとめてみました。話の順番は適当です。
クリミナルマインド に出演したきっかけ
元々は監督をしたかったのですが、エージェントから「君は演じるのも好きみたいだから経験のためにオーディションにも出てみたら」と言われたことがきっかけ。1回目のオーディションでは「よかったけど、役のイメージに合っていないですね」と言われたものの、それから何度かオーディションに呼ばれ、最後には「役のイメージを少し変更したので出演して欲しい」と言われた。
オタクを超えるような、頭がいい人はカッコ良くもあるという世界観を表せるように意識した。
→オーディションの審査官は役柄を変更するほど、魅力を感じたんだろうなと思いました。
また、リードの役柄にそういうこだわりがあったとは知らなかったので、とても興味深かった。
印象的なエピソードは?
- The Lesson S8 Ep10
マシューが監督をしたエピソードの一つ。誘拐した人を操り人形にするシリアルキラーの話。
→このエピソードはすごく不気味だったので、私もよく覚えています。穏やかで陽気なマシューがこんな話を作るとは...。
- Elliot’s Pond S12 Ep6
マシューのお父さんに出演してもらったエピソード。「僕の監督作品で子供を誘拐する精神分裂気味でエイリアンを信じているような男の人の役なんだけど出演してくれる?」とお父さんに聞いたところ、「やっと僕に聞いてくれたか」と答えてくれたそう。
→普段は弁護士をしている真面目なお父さんがいつ出演オファーが来るかと心待ちにしていた、微笑ましいエピソードです。親子だから顔は似ているのかな!?
インタビューではシーズン11と言っていたけれど、Wikipediaを調べてみるとシーズン12のエピソードのようです。Huluで配信されたらチェックしてみよう。
今までで印象的だったセリフは?
「クリア!」という言葉を自信を持って言えるようになったこと。
自信を持って言えるまでに12、3年かかった。
→突入時にいつも先頭を切っているのはモーガンやホッチナーなので、そういうシーンを演じる機会が少ないし、そういう役柄でもない気もしますが、Huluで配信しているシーズン11では珍しくリードが突入するシーンがありました(声もわりとはっきりしていた気がする)。やっと自信を持って言えはじめた時期だったのかな。
今後リードはホッチナーのようなリーダーになると思うか?
ギデオンのようなリーダーになると思う。ギデオンとリードは師弟関係だったから。
→一つ前のインタビューでギデオン役のマンディ・パティンキンにとても憧れていた(とても優しい人だった)と言っていて、とても尊敬していることが伝わりました。
あとモーガンの眉毛も欲しいとジョークを言っていました(あの整った凛々しい眉毛は欲しくなるかも)。
クリミナルマインド 以外で出演したいドラマは?
コメディーに出演してみたい。
→インタビュー中もたくさんのジョークを織り交ぜて楽しいトークをしてくれていたので、コメディーにもぴったりじゃないかなと思いました。
昔ウェスアンダーソン監督のインターンをやっていて、監督の映画の「ライフ・アクアティック」にインターン役で出演したことがあるとも言っていました。
とても穏やかで明るい人で、インタビューを聞いていてとても和みました。
みくらべる・クリミナル
8/12(日)21:00からシーズン1と9で因縁のあるエピソードが放送される予定です。
クリミナルマインドは初期のメンバーが結構残っているので、シーズン1と9でそれぞれの成長を見比べると楽しそうです(ブレイクとロッシ以外は初期からのメンバー)。
BAUのメンバーの中で一番変わった(見た目も内面も)のはリードじゃないかなと思います。
リードは初めの方はちょっとオタクっぽい印象だったけれど、色々な経験をしてだんだんタフでカッコよくなっています。
最後に
マシューはインタビューの最後に「日本でたくさんのインスピレーションをもらえたので番組を通してお返ししたい」と言っていました。どんな形で反映されるのか楽しみです!
インタビューの配信は2018/9/30までです。