多摩丘陵の里山で毎年11月に開かれている「緑と道の美術展」に行きました。
黒川里地里山の美術展へようこそ
多摩丘陵の緑豊かな里山に、アーティストたちの作品が1ヶ月間展示されます。
秋の日差しのもと、ルートを辿りながら、探してみてください。ここはトンボが飛び交い、湧き水があり、小さな生きものたちもくらしています。さまざまな多くの命との出会いがあります。
里地里山は長い時間をかけて人々が自然と共に生活することで多様な動植物の生態系が維持されています。黒川緑地地域は2015年に「生物多様性保全上重要な里地里山」(500か所)に選ばれています。
本展覧会は2016年より始まり、今回で8回目となりました。緑地の自然の中で、心や体が元気になるアート散策をお楽しみください。
心よりお待ちしております。
はるひ野駅〜多摩よこみねの道
良い天気の休日で散策日和です。14時頃はるひ野駅からスタートして、よこみね緑道に入ります。
秋の里山を歩きます。歩くと少し暑いですが、空気はひんやり気持ちがいいです。
はじまりのはじまり(立川真理子さん)
キノコトリと言う生き物が旅に出るようです。この作品には続きがあります。
掘り出す(宮澤泉さん)
すぐ横は多摩ニュータウン。
黒川よこみね緑地
秋の日差しで透き通る葉っぱ。
track(溝井優香さん)
このこどこのこ(栗原勉さん)
近景とアウトライン(司香菜さん)
歩くグルグル・むこうに(加藤治男さん)
枝の小道に入って歩きます。
ぼくの!(菅原陸さん)
すえ(大谷桜子さん)
立ち上がる(いいじまれいかさん)
Camouflage Print (柴田まおさん)
黒川街道緑地〜JA川崎セレサモス
少し風景が変わって、湿地に入ってきました。陽も傾いてきたかな。
ほう葉の下(杉江玲子さん)
うちわサイズの大きなこの葉っぱは「ホウノキ」の葉っぱということをこの作品を通して知りました。
はじまりのはじまり(立川真理子さん)
よこみね緑地の入り口で旅立ったキノコトリがたどりついたのはここでした。
共生(奥野美果さん)
案内に従って岩に座って眺めます。
柿の実がなる小道を歩きます。
実り(原田理糸さん)
夕方の差し込む光が綺麗です。
土の居場所(村田優大さん)
マモリタイ・モノ(間地紀以子さん)
ここから、そして どこまでも(阿部靖道さん)
緑道を抜けてセレサモス方面に向かいます。途中は農地です。向こうの方で草を焼く匂いがここまで漂っていました。
僕らの物語・彼らの物語(四家真理子さん)
えだはをのばす(巾崎知佳さん)
なにかにかえる。-origami-(くどうゆうだいさん)
同じ土の飯を食べた仲間たち(高橋瑠璃さん)
秋の空気や雰囲気をたくさん感じてとても楽しかったです。全て屋外展示で照明はないので日中の鑑賞がおすすめです。
緑と道の美術展は今月30日までです。