2022年も明日で終わり。近所のスーパーに買い物に出かける途中、家の窓を開けて大掃除をしているお家を見かけ、年末を感じました。今年のお買い物で、毎日がすこし嬉しくなるものを振り返ってみました。
春
新年に買ったのは、漆のお椀。同年代の仁城逸景さんがつくられていて、すごいなと思ったのと私も頑張ろうと励まされました。
使うほど漆が透き通ってくるそうで、経年変化を楽しみに毎日使っています。ちょうど使い初めて一年ほど経つので器の質感がどのくらい変化したか、そのうち比べてみようと思います。
夏
今年はお花を飾ることが増えて、花瓶がいくつか増えました。
暑い時期はガラス、涼しくなってきたら陶器など季節やお花に合わせて花瓶を選ぶのが楽しいです。
秋
日が暮れるのが早くなってきた頃に、香川三枝子さんの個展で見つけたステンドグラスの置物。
光の加減でステンドグラスの色が変化し色々な表情が見られます。日によって置き場所を変えて遊んでいます。
冬
寒くなると温かい料理が食べたくなります。無水鍋料理にはまっていて、鍋つかみを探していたところ、いいものが見つかりました。工房ゆみはまの鍋つかみです。
絣のつぎはぎの模様やころんとした形に癒されます。しっかりしていて安心感があり、三角のフォルムはお鍋の取手を持つのにちょうどいいです。重ねてコンパクトに収納もできるので、重宝しています。
今年は明日が来るのが怖いというか、気持ちが落ち込むことが多かった一年ですが、必需品ではないものたちにもちょっと元気をもらったような気がします。
2023年は穏やかな一年になりますように。
