週末は和紙あかりを作っていました。
和紙あかりを習っている鳥取のゆらりん工房で、自分の家で使う和紙あかりのフレームを選んでから、スランプになってしまって3年が経過していたのでした。
プレゼントで作るときはその人のイメージからスッと作れるのに、自分用になるとさっぱり思いつかない。
和紙あかり作りから遠のいていたのですが、夏休みに洋服を作っていた時に、ふとアイディアを思いついたのでそれを試してみたく作ってみることにしました。
試してみたかったのは和紙の土台に洋服で使う接着芯を使ってみること。
ゆらりん工房では和紙をフレームに貼る前の補強として網戸に似た少し硬い網目の素材をスプレーのりで貼り付けるのですが、薄い和紙には張り付きにくかったりするので、接着芯なら綺麗に張り付くかもと思い、試してみたのでした。
フレームに貼り付ける和紙や布を選び、接着芯をアイロンで貼り付けます(焦げないように低温で)。もともと接着芯にはのりがついているのでむらなく簡単に貼り付けられました。
そのあと型紙に沿って和紙をカットしフレームに貼り付けます。
接着芯が思った以上に柔らかかったのでフレームに素材を張り付けづらくなったけれど、光が均一に拡散して柔らかい印象になったような気がします(一長一短)。
田舎のアンティークショップで見つけた絣に合う色を選んだら、全体的に歌舞伎揚のパッケージみたいな色になりました(笑
今回作った和紙明かりは全部で4面です。
あかりの写真を撮るのは難しい...白飛びしないように撮ると、和紙の色が黒っぽくなってしまう...(HDRで撮ればよかったけど、三脚を置いてきてしまった)
色が偏らないように配置を気をつけました。
フローリングの床に和紙灯が鏡のように反射するところも気に入っています。
月が明るく照らしてくれる一面もあります。
玄関の照明として使っています。帰宅時間にタイマーをセットすると、扉を開けた時に和紙あかりが出迎えてくれます。
日も短くなったので帰ってきた時に和紙あかりを見るとホッとします。
今年は工房に行くことはできないけれど、先生も個人の展覧会や、町の展示会用の作品を作ったり、新しい素材を使った創作を頑張っいらっしゃるので、私も家で作ってみました!と先生にお手紙書いてみようかなと思っています。