書きたいこと、いろいろ

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鳥取とんぼ返りの旅(番外編)

工房の近くまで来ていたので、和紙あかりの材料を少し分けてもらいに工房に行きました。

工房に行く途中に綺麗に改装されたお家ができていました。

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まだオープン前ですが、和紙あかり作りの体験できる小さな民泊です。

そのお家の正面には大きな和紙あかりがありました。

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大きな和紙あかりが目印です。夜はもっと綺麗だろうな。

玄関を飾る存在感のある和紙あかりも進木先生が作った作品です。

白いシンプルな外観ですが、中のあかりの色をリモコンで自由に変えることができ、民泊のご主人がその日によって色を変えられているそう。

オープンしたら泊まりに行ってじっくり和紙あかり作りに取り組んでみたいなと夢が広がりました。

 

帰りはスーパーはくとに乗って今日2回目の姫路へ向かい、新幹線で東京に帰りました。

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座席が木目調でした

運転席の窓がとても大きく眺めが良かった。

もし今度乗ることがあったら先頭に乗ろうと思いました。

電車の遅れなどがあってバタバタしたので、疲れて帰りは寝てばかりでした。

とんぼ返りの旅はこれでおしまいです。

鳥取とんぼ返りの旅(後編)

米子からJR山陰線で下北条に向かいます。

右は大山、左は日本海の見える眺めのいい電車です。

この日は台風が接近していたせいか晴れたり曇ったり雨が降ったり天気が目まぐるしく変わりました。

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岡山までは快晴だったのに鳥取は曇り空。日本海もいつもより荒れています。

1時間ほどで下北条に着きました。

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無人駅です

駅から歩いて20分ほどのところにある北栄みらい伝承館に行きます。

 

北栄みらい伝承館

北栄みらい伝承館では北栄町(北条町大栄町が合併してできた町)の資料館で北栄町の歴史、作家、自然などの展示を企画しています。

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朱色の建物が目印です

常設展示では陶芸家の生田和孝さんと土人形作家の加藤廉兵衛さんの作品を展示しています。

生田和孝さんはこの前BEAMS EYE Tottoriで出展していた福光焼の河本賢治さんの先生でした。

i-knit-you-purl.hatenablog.com

展示されている器をみると福光焼のシンプルな面取りは生田和孝さんから受け継いだものなんだと分かりました。

企画展では「郷土の作家たち」というテーマで北栄町ゆかりの作家の作品が展示されています。書道が盛んで書道の展示が多いそうです。

 

郷土の作家たち2019 進木富夫がつくる和紙あかり

企画展は私が和紙あかり作りを教えていただいている進木先生の展示です。

進木先生が学校の教員を退職してから、地元のランプ作家の作品に触れたことがきっかけで和紙あかり作りを始めてちょうど10年。

初期の作品から今までの作品の選りすぐりの20展が展示されていました。

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切り絵のような雰囲気の和紙あかり

進木先生の和紙あかりで特徴的なのは、全てこの近辺で手に入る素材で作られているところです。

あかりのフレームは近所の山に生えている葛の蔦や海から流れ着く流木、色とりどりの和紙は鳥取の青谷という地域で作っている因習和紙を使ったmade in tottoriの和紙あかりです。

写真撮影OKをいただいたのでいくつかご紹介します。

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うわかた(平成23年)

存在感のあるしっかりとした和紙は手漉きの和紙です。

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かげろう(令和元年)

森の中の朽ちかけの木を土台に、葛の蔓でできたランプをかけています。傘の部分は和紙と絣布です。

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左:おおもの(平成31年) 右:はなあかり(平成30年)

葛の蔓の独特な形を生かした人の背丈は優に超える大きな和紙あかり。大山寺に奉納されているのと似たタイプです。

どれも独創的で一つ一つ見応えがありました。

 

進木先生の工房では和紙あかりの販売はしておらず、体験を通してあかりを自分で作る工房になっています。 

展示会場にも和紙あかり作り体験の様子を撮影した映像が流れていて、見に来た方の中にも作ってみたいと言われている方もいらっしゃいました。 

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由良駅に工房があるので連絡すれば体験が可能です。

m.facebook.com

私もフレーム作りをマスターしたい(山に葛を取りに行くところからやってみたい)ので、また通いたいと思っています。

 

番外編に続きます。

鳥取とんぼ返りの旅(前編)

鳥取にとんぼ返りの旅をしてきました。

 

今回は和紙あかり作りを教えていただいている進木先生の展示を見に行きました。

 

その日のうちに帰らないといけなかったので、サンライズ出雲に乗って前日の夜に出発します。

仕事が終わって一旦家に帰り、シャワー浴びてからすぐ家を出ました。

横浜駅22時24分発のサンライズ出雲に乗ります。

 

今回は9号車の2階のシングルです。

2階の喫煙席から遠い座席にしました(前回は一階で喫煙席に近かったので、頭痛と電車の振動で全然眠れなかった...)。

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足元はテーブルと電源

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頭元はFMラジオ、アラーム、荷物置き場があります

FMラジオはFMNHKのみで、トンネルに入ると電波が悪く聞こえなくなります。

寝台列車はワクワクするのでずっと起きていたいですが、仕事でクタクタだったので寝ます。

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いつもより早めに寝ました

 

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朝5時ごろふと目が覚めました

車内アナウンスが流れていました。

JR東海道線の貨物列車の踏切点検のため25分遅れているそう。先を急ぐ人は新幹線などに振り替えが可能とのこと。

車掌さんに米子の到着時間を聞いてみると、なんと10時!(1時間遅れ)バックアッププランも微妙に間に合わない時間です(汗

姫路で新幹線に乗り換えれば元々の予定に間に合うので、姫路で乗り換えることにしました。

姫路でサンライズを降り、新幹線への振り替え手続きをして岡山へ向かいます。

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姫路で新幹線に乗り換え

のんびり行きたかったけれど、日帰りなので間に合う方法で行きます。

 

姫路から岡山まで新幹線で行き、岡山から米子へはやくもで行きました。

自由席ですが、追加料金はかからずに乗れました。

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米子には予定通りの時間に到着できました

車掌さんに到着時間を聞いておいてよかった。

ドライブの旅 2019 in 鳥取→岡山 -高速道路(上り)編-

高速道路にのって東京に戻ります。

帰りもゆっくり安全運転で帰ります。

 

龍野西SA(兵庫県)

赤とんぼのモニュメントがありました。

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もしかして...と周りを探してみたら、赤とんぼの歌詞が書かれた金属製の板がありました。

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赤とんぼの作者、三木露風さんの出身地でした

ここで関西地方以降のSAスタンプブックをやっと買えました。

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やっと買えた関西方面のスタンプブック

SA情報はないけれど、リングになっていてスタンプが押しやすいです。

 

吹田SA(大阪府)

京都方面に行かないといけなかったのを大阪方面に行ってしまいいつの間にか下りの道路に...

吹田SAで降りて道をチェックして引き返しました。

早く気づいて良かった...

 

長島湾岸PA(三重県)

小さなパーキングエリアですが、ここには足湯があります。

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足湯は無料です(利用できる時間が決まっています)

運転してちょっと疲れた時に足湯に入ると体が温まり、頭もスッキリします。

必ず立ち寄るパーキングエリアです。

 

浜松SA(静岡)

だいぶ戻ってきました。

ヤマハのピアノなどが展示してあり時々演奏会もあるサービスエリアです。

見晴らしも良く展望台があります。

田んぼと、道路と、山の頂上に風力発電の風車が見えました。

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18時ですがまだ明るいです

朝9時に出発して家に着いたのは夜の9時頃。

最近あおり運転もあるし...と思い、最初はちょっと緊張したけれど、特にそういうこともなく楽しくドライブできました。

 

細かい予定は立てずに気の向くままのドライブは良い気分転換になりました。

また時々ドライブしようと思います。

ドライブの旅はこれでおしまいです。

ドライブの旅 2019 in 鳥取→岡山 -道の駅めぐり その3-

岡山で一泊して、今日は東京に戻ります。

その前に岡山ブルーラインに乗って道の駅巡りをしました。

岡山ブルーライン岡山市東区君津から備前市を結ぶ道路で、緑と海の眺めが美しい道路です。

ドライブの旅の最初の記事の写真も岡山ブルーラインで撮影したものです。

元々は観光有料道路でしたが、今は無料で通ることができます。

 

道の駅 一本松展望園

岡山ブルーラインにある眺めの良い道の駅です。

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瀬戸内海を眺められる展望台があります

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穏やかな瀬戸内海が見えます

ゴーカートやSLなど家族で楽しめるミニ鉄道公園もあります。

小さい頃見晴らし抜群のサイクルカーに乗せてもらったのを思い出しました。

 

次の道の駅に行きます。
 

道の駅 黒井山グリーンパーク

一本松展望園から車で数分の場所にある黒井山グリーンパーク。

クラフトなどを展示するギャラリーと、プール、直売所があります。

今年はギャラリー「ゆうゆう交流館」が開館して15周年になるそうです。

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道の駅切符を買うと、期間限定で配られている記念切符ももらえました

ここのプールにも毎年連れてきてもらっていたなと懐かしく思いました。

 

高速道路に乗って東京に帰ります!

ドライブの旅 2019 in 鳥取→岡山 -岡山城周辺-

岡山に着きました。

岡山には母の友人のお見舞いに来ました。

時間を気にせず過ごして欲しいと思ったので、一人散歩に行くことにしました。

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旭川に沿って岡山城まで散歩します

 川のすぐ近くまで降りてお散歩できるのは京都の鴨川にも似ているなと思いながら散歩していると、猫の像を見つけました。

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石の上に乗った猫の像がありました

猫の乗っている石には「生きて仰ぐ 空の高さよ 赤蜻蛉(あかとんぼ)」と書かれていました。

夏目漱石胃潰瘍で生死の縁をさまよった後に詠んだ詩だそうです。

この場所と何が関係あるのかはわかりませんでした。

 

岡山城の裏側に来ました。

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向こうに見えるのは岡山県警察本部

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お城の裏側は石垣が続きます

岡山城は城主が何度か変わっているのですが、城主が変わるたびに新しい石垣が築かれたり、少しづつ改築されていったようです。

作られた時代によって、石の大きさや積みかたが変わっていたり、よく見ると新しい発見があります。

 

岡山城の正面に出ました。

お城の土台の岩には少し赤く錆びたような跡がいくつも残っています。

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土台の岩に所々赤く錆びたようなムラがある

苔が生えていると思っていたのですが、空襲で焼かれた時の熱によってできたものだそうです。改めて空襲の激しさを知りました。

お城の周辺を少し散歩しただけですが、今まで知らなかったことも発見できて楽しかったです。

 

暑かったので少し足を伸ばして城下カフェで休憩して戻りました。

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アイスチャイでちょっと休憩

路面電車が通る風景が眺められる落ち着いたカフェです。

ドライブの旅 2019 in 鳥取→岡山 -健康の森-

さらに南下していくと、大きなオブジェが出てきました。

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森の中に大きなオブジェが出現

オブジェからは滝のように上から水が流れ落ちていました。

側には遊歩道があってお散歩できるようになっていました(誰もいなかったけれど)。

 

こんな山の中に何のためにと思っていたら、ここは健康の森という整備された森でした。

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オブジェの反対側にはけもの道?が

この先に行ってみたい気もするけれど、怖いので先にはいきませんでした。

 

健康の森は、森を育て健康作りを実現する場所として整備された250haの森です。ゴルフ場やレクリエーション施設などがあり、家族連れから中高年まで幅広い年代で賑わう場所のようです。