岡山に着きました。
岡山には母の友人のお見舞いに来ました。
時間を気にせず過ごして欲しいと思ったので、一人散歩に行くことにしました。
川のすぐ近くまで降りてお散歩できるのは京都の鴨川にも似ているなと思いながら散歩していると、猫の像を見つけました。
猫の乗っている石には「生きて仰ぐ 空の高さよ 赤蜻蛉(あかとんぼ)」と書かれていました。
夏目漱石が胃潰瘍で生死の縁をさまよった後に詠んだ詩だそうです。
この場所と何が関係あるのかはわかりませんでした。
岡山城の裏側に来ました。
岡山城は城主が何度か変わっているのですが、城主が変わるたびに新しい石垣が築かれたり、少しづつ改築されていったようです。
作られた時代によって、石の大きさや積みかたが変わっていたり、よく見ると新しい発見があります。
岡山城の正面に出ました。
お城の土台の岩には少し赤く錆びたような跡がいくつも残っています。
苔が生えていると思っていたのですが、空襲で焼かれた時の熱によってできたものだそうです。改めて空襲の激しさを知りました。
お城の周辺を少し散歩しただけですが、今まで知らなかったことも発見できて楽しかったです。
暑かったので少し足を伸ばして城下カフェで休憩して戻りました。
路面電車が通る風景が眺められる落ち着いたカフェです。