思いついたときに書く日記

ふと思ったことや趣味のことを気ままに書いています

金継ぎをしてみました(ちょっと欠けたとき) その1

去年の年末から取り組んでいるのは金継ぎ。

気に入って使っていたコーヒーカップの縁がいつの間にか欠けてしまっていました。

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大切に使っていたのでショックです。

 

口に当たるところではないし、そのまま使おうかなと思っていたところ、インスタグラムでフォローしている方が金継ぎをされていて、それがとても素敵だったので私も挑戦してみることにしました。

 

金継ぎは針与漆行さんの金継ぎセットです。

天然漆で食器にも使えるということでこのセットを選びました。

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必要なものが全部セットになっています。

写真付きの説明書もついていて初心者でも安心して取り組めます。

 

金継ぎの工程は全部で11工程ありますが、今回は少し欠けた器の修理なのでいくつかの工程は飛ばします。

 

漆はかぶれる場合があるので、手袋をしてできるだけ肌が露出しない格好で作業します。

 

第1工程:漆固め

透漆をかけている部分に塗ります。茶色くなっている部分が透き漆を塗ったところです。

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箱に入れて乾燥させます。

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紙に確認用の透漆を塗り、綿棒にくっつかなければOKです。

 

第5〜6工程:錆漆(さびうるし)付け・錆研ぎ

少しの欠けなので、錆漆付けの工程まで飛ばしました。

砥粉、水、透漆を混ぜたものをかけた部分に塗り、しっかり乾燥させます。

砥石で表面が平らになるように丁寧に研ぎさらに乾燥させます。

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ここまでは欠けた部分を埋める作業が終わりました。

乾燥に時間をかけているのでここまでの作業で一週間ほどかかっています。

ちょっと長くなったので、次の記事に続きます。

 

くまの足あとくつしたを作りました

寒さの厳しい1週間でした。

年末にエアコンが故障してしまいました。

石油ストーブは持ち込めない家なので、エアコンが壊れると暖房が全くなく、朝晩は気温が10度を切り寒かったです。

この時だけは残業がありがたかった...

エアコン以外の暖房も持っておいたほうがいいかもと思いました。

冬季休暇に入ってからは実家に避難させてもらい、今週エアコンを交換していただけて日常生活が戻ってきました。

 

話は変わって冬休み中にミクニッツ小物編から「くまの足あとくつ下」を作りました。

 

4年前にキットで一度編んでいて冬に家でルームシューズ代わりに履いています。

今回はmiknitsのアランセーターを作った時に余ったアラン糸を使って2足目を編んでみました。

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靴下は右足、左足用にデザインされています(つま先がそれぞれの足に合うようになっている)が、使っているうちにそのことをすっかり忘れて最近は適当に履いたことに、編んでいる途中で気づきました。

何か目印をつけておいた方がいいかも。

 

この靴下は友人にプレゼントしました。

最近調子が良くないと聞いていたので、暖かく家で過ごせるものがいいかなと思い作ってみました。

暖かくて履いたまま寝たとメッセージをもらいました。

喜んでもらえてよかった。

 

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Data

くまの足あとくつした

Book:ミクニッツ小物編

Yarn:miknitsアラン

ほぼ日5年手帳、3年目に入りました

ほぼ日5年手帳も今年で3年目に入りました。

一年前にも思ったけれど、ページをめくって「そうか、今日から新しい年か」とまた最初のページに戻る感じが新しいです。

 

今年は5年日記の折り返し地点。

何かを始めても3か月すると自然と消滅させてしまう私が珍しく継続できている日記ももう3年目。

天気、その日の予定、時々書き留めておきたいことを書いています。

 

去年は生活が激変してしまい、一年前はこんなに自由で穏やかな毎日を送っていたんだとギャップに驚きながら、日記を書いていました。

今年は何を思いながら日記を書くのかな。

 

追伸

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ほぼ日の手帳みくじを引いてみました。

手帳みくじ2021 - ほぼ日手帳公式サイト

私の未来を楽しくするヒントは「眠」。

眠るのをサポートしてくれるようなものを揃えるのが良いそう。

手帳には買ってよかったものなどを書くと良いそう。

覚えておこう。

今年の抱負2021

今日から新しい一年がはじまります。

家に篭っている日の多い1年でしたが、時間の速さは変わらず早いです。

 

去年は「よく考える」ことを目標に過ごしていました。

せっかちな私ですが、色々なことを行動する前に少し立ち止まって本当にそれで良いのか考えてみるということを心がけてみました。

表面だけをみて行動しない人に少しはなれたかなと思います。今年も引き続き続けていきたいです。

 

今年は「今あるものを大切に」して過ごしていこうと思っています。

「当たり前と思っていたことが、実は当たり前ではなかった」という言葉を去年はよく聞き、私自身もそう思うことがたくさんありました。

面倒くさいと思うことがあっても家族や友人と良い関係を保てる方法を考えたり、あるものをできるだけ長く使う方法を考えて自分の持っているものなどを大切にすることを日々心がけようと思っています。

 

しばらく先行きのわからない毎日が続きそうですが、自分にできる最善のことを少しづつ積み重ねて、明るく過ごしたいです。

Helga Isager Stitches からCLOUDYを作る その4

今週は冬至でした。夜が一番長い日です。

暗いし寒いし、朝起きづらくなるし冬はあまり好きではなかったけれど、最近冬もいいなと思います。

朝日が登りはじめる空がとてもきれい(夕焼けもきれい)ということに気づき、こんな景色を眺められるこの時期も悪くないと思えてきました。

 

今日はCLOUDY BLOUSE、最終回です。

セーターを編み終えたので、刺繍します。

ドロップステッチの梯子部分をダーニングのように交互に縫っていきます。

セータの白い糸と、刺繍糸が格子模様になるところがかわいいです。

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刺繍は結構時間がかかるかなと思ったけれど意外とサクサク刺繍できました。

こちらは裏側です。

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刺繍の糸の始末は特に説明がなくてどうしようかなと悩んだのですが、通常の糸の始末と同じように表に響かないように隠して始末しました。終わりが見えてきましたが焦らず糸始末も丁寧に...

刺繍ができたら脇を閉じて、襟を作って完成です!

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毎日ちょっとづつ、2ヶ月ほどでできました。

 

横幅がゆったりめになっていて、丈が少し短めのデザインみたいです。

私が作ったのはSサイズでしたが、日本のMサイズくらいなのかなと思いました(外国のSサイズは日本のサイズとは違うのかも)。

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広すぎず狭すぎない襟ぐりや肩の落ち方のデザインの雑妙さが気に入っています。

刺繍していない列があるので、重ね着の色との組み合わせを楽しめます。

 

英文パターンは初挑戦で戸惑うこともあったけれど、良い経験になりました。

あっという間にもう年末です。

少し早いですが、良いお年をお過ごしください。

 

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Data

CLOUDY BLOUSE

Book : Stitches (Helger Isager)

Size: S

Yarn:

Isager Spini 3玉(セーター)

Alpaca2 E0 1玉(刺繍)

Alpaca2 40 1玉(刺繍)

TRIO lemon 1玉(刺繍)

Helga Isager Stitches からCLOUDYを作る その3

Helga IsagerさんデザインのCLOUDYを編んでいます。

今回は袖を編みます。

 

見頃から目を拾って袖を編みます。

まだ脇はつなげていないので袖はフラットな状態で編めます。

筒状に編むのがちょっと苦手なので袖を平らで編めるのは嬉しい。


両袖を編んで水通ししました。

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セーターの形になってきました。

 

本の説明では両サイドを閉じて刺繍という順番になっていますが、刺繍してから閉じた方が作りやすそう。

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なので閉じる前に刺繍します。

Helga Isager Stitches からCLOUDYを作る その2

スワッチを作った後は本番に進みます。

 

最初に前見頃を作りました。

下から上へ編んでいきます。ゴム編みから始まり、ドロップパターンが徐々に増えていくデザインです。

模様の部分が徐々に増えていくのと、ドロップパターンを作るのが楽しく飽きずにサクサク編めます(1パターンの最後に掛け目を外すと梯子のような模様が現れるのが楽しみで、つい夜更かししがちになってしまいます)。

胴体を編んだ後にネックラインを作りつつ、肩の形成も行うのですが、肩の形成の理解に時間がかかりました(2日ほど編んでは解いてを繰り返した...)。

short rowsという編み方(ターンを繰り返して傾斜を作っていく方法)で肩の傾斜を作っていきます。

首回りはキツくなりすぎないように気をつけます。

 

前見頃は二週間ほどで完成しました。

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検索しても情報が少なく、特に肩の部分はこれであっているのかまだちょっと不安で、毛糸を少し余分に残してあります(左上に残っている糸の長さが不安の度合いを表している...)。

そして編んでいる途中に居候のマリーちゃん(猫)が毛糸を噛み切ってくれるお手伝いをしてくれて途中で糸が途切れるハプニングもありました...

 

同じ要領で後ろ見頃も編みます。

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後ろ見頃も2週間ほどで完成。


前身頃と後ろ見頃でネックラインの傾斜がちょっと違います。
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前身頃と後ろ身頃を一度に編みながら閉じ目をして肩を合わせます。

糸を湿らせ、サイズを整えて見頃が完成です。

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結構横に伸びました。もうちょっと緩く編んだ方が良かったのかな...?

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刺繍する前にこのままでしばらく楽しんでもいいかなぁとあぶく模様を見て思いました。

 

続いて袖を編みます。