思いついたときに書く日記

ふと思ったことや趣味のことを気ままに書いています

金継ぎをしてみました(ちょっと欠けたとき) その1

去年の年末から取り組んでいるのは金継ぎ。

気に入って使っていたコーヒーカップの縁がいつの間にか欠けてしまっていました。

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大切に使っていたのでショックです。

 

口に当たるところではないし、そのまま使おうかなと思っていたところ、インスタグラムでフォローしている方が金継ぎをされていて、それがとても素敵だったので私も挑戦してみることにしました。

 

金継ぎは針与漆行さんの金継ぎセットです。

天然漆で食器にも使えるということでこのセットを選びました。

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必要なものが全部セットになっています。

写真付きの説明書もついていて初心者でも安心して取り組めます。

 

金継ぎの工程は全部で11工程ありますが、今回は少し欠けた器の修理なのでいくつかの工程は飛ばします。

 

漆はかぶれる場合があるので、手袋をしてできるだけ肌が露出しない格好で作業します。

 

第1工程:漆固め

透漆をかけている部分に塗ります。茶色くなっている部分が透き漆を塗ったところです。

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箱に入れて乾燥させます。

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紙に確認用の透漆を塗り、綿棒にくっつかなければOKです。

 

第5〜6工程:錆漆(さびうるし)付け・錆研ぎ

少しの欠けなので、錆漆付けの工程まで飛ばしました。

砥粉、水、透漆を混ぜたものをかけた部分に塗り、しっかり乾燥させます。

砥石で表面が平らになるように丁寧に研ぎさらに乾燥させます。

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ここまでは欠けた部分を埋める作業が終わりました。

乾燥に時間をかけているのでここまでの作業で一週間ほどかかっています。

ちょっと長くなったので、次の記事に続きます。