思いついたときに書く日記

ふと思ったことや趣味のことを気ままに書いています

京都散歩の旅(その4)

詩仙堂の通りを少し上った場所にある野仏庵にも寄りました。

おいしい抹茶と綺麗な景色を楽しめる友人からおすすめされた場所です。

 

野仏庵とは

野仏庵は南禅寺にある湯豆腐のお店「順生」の創始者 上田堪庵によって設立された場所で、各地から移設された茶席と石仏が安置されています。

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羊の石像が迎えてくれます

野仏庵が開いているのは、水・土・日曜日です。

門をくぐって母屋に向かう途中、野仏庵を管理されている方がお庭の手入れをされていました。

 

お茶を楽しむ

朱色の外壁が印象的な主屋を見学しました。

千と千尋の神隠しのような異国を感じる朱色の外壁が印象的な主屋ですが、京都の町屋でよく使われていたベンガラを使い田舎風の建物にしているそうです。

主屋に入ると囲炉裏のある受付で、拝観料(500円)を支払うとチケットを兼ねたポストカードをいただけます。

 

主屋には写経や講話のための講堂や、お茶席があります。

室内もベンガラの赤い壁です。

母屋の茶席は南禅寺の西にあった上田秋成(五月物語の作者)ゆかりの茶席を移設したものだそうです。

 

茶席の左側には縁側があり、枯山水と京都の街並みが見えます。

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枯山水の庭。ろうばいや梅を楽しめました。

空気が澄んでいて京都の街並みが遠くまで見えました。

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東山と京都の街並み

私たちは縁側でお茶をいただくことにしました。

庭のお手入れをされていた女性がささっとお茶を入れてくださいました。

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庭を楽しみながらお茶をいただきました

母がお茶を習っていたので教えてもらいながら飲んでみました。

まずお菓子を少しいただき、お茶碗の絵柄を眺め、絵の描かれていないところから口をつけ、3回で飲みほす。

抹茶は抹茶の香りに少し甘みのある上品な味でした。

お母さん、ときどきお家でも抹茶入れてくれたらいいのにな...。

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抹茶とお菓子

 

今あるものを大切に生活を楽しむ

お茶を楽しんだ後は、主屋を出て石の階段を下ってそのほかの茶室も見学しました。

たくさんの石仏や小さなお墓が並ぶ石の階段や通路がとても素敵でした。

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石臼が並べられた階段

瓦や石臼はもう使わなくなったものを再利用しているのでしょうか...

デザインを楽しむように配置された瓦や石臼を見ていると、質素に生活を楽しんでる様子が感じられました。

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波を表すように配置された瓦たち

今あるものを大切にしながら楽しむことも忘れずに暮らしていた様子から、大切なことを教えてもらったような気がしてここに来て良かったと思いました。

野仏庵、隠れた名所でした。教えてくれた友人に感謝です。

 

京都散歩の旅(その3)

 

一条寺駅から歩いて詩仙堂に行きます。徒歩10分ほどの場所にあります。

 

詩仙堂とは

徳川家康に仕えた石川丈山が終の住処にした場所です。

正式にはでこぼこした場所に建てられた住居という意味の「凹凸窠(おうとつか)」と言うそうですが、石川丈山がこの住居の壁に中国の詩家36人の肖像と詩を描かせた部屋があることから詩仙堂と呼ばれるようになったそうです。

 

終の住処としたのも納得できるような静かな場所です。

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小有洞の門

 

建物と庭を楽しむ

石の階段を登り、最初に建物を見学します。

建物の中に入ると中国の詩家36人が描かれた詩仙の間、至楽巣(読書室)があります。

どちらの部屋からも枯山水と、サツキが植えられた庭を見ることができます。

静けさのなかに鳥の鳴き声と、ししおどしの音がときどき聞こえてきます。

座って庭を眺めたり目を瞑って外の音に耳をすませていると気持ちがだんだん落ち着いてすっきりした気持ちになれました。読書をしている方もいらっしゃいました。

 

庭を楽しむ

建物を出て庭を楽しみます。

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庭に通じる石垣の通路

庭には丈山が考案したと言われるししおどしがありました。

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詩仙堂はししおどし発祥の地でもある

サツキが咲く5月や紅葉の時期がベストシーズンですが、3月後半はろうばいや梅の花が楽しめました(京都は東京と比べるとちょっと寒い場所なのか...咲いている花が1ヶ月遅いような気がする...)。

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この中に小さなお地蔵さんがいくつか隠れているのがわかるでしょうか

庭の所々に優しい表情のお地蔵さんが佇んでいました。

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みんな表情がそれぞれでした


静かにゆっくり心が落ち着く場所でした。
 

 

ころんとかわいい小さな手まりの会03

 

今月の手まりは瑞花(ずいか)です。

 

瑞花とは

聞いたことがない言葉だったので意味を調べてみました。

豊年の兆しとなるめでたい花、または雪のことだそうです。

 

今月の手まり

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今月の手まりは瑞花

水色のグラデーションと白い色が花のようにも雪のようにも見えます。

黄色の糸も素敵なアクセントになっています。

 

元号も今日発表されました。会社の同僚も発表時刻になるとそわそわしていました。

最初はどういう意味だろう?と思いましたが、

その元号に込められた願い通りに希望のある時代になったら良いなと思いました。

 

今月は良い年度になるように願いを込めた手まりになりました。

mt x SHIBUYA LOFTに行きました

mtとLOFTのコラボレーションが3月から始まりました。

prtimes.jp

マスキングテープの他に、文房具、生活グッズなどでもコラボレーションしています。

 

mt x SHIBUYA LOFT

渋谷LOFTでイベントが行われていたので行ってきました。

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渋谷ロフトの正面

mtイベントは装飾が素敵で、それを見るのも楽しみの一つです。

マスキングテープ、wrap、マグカップや傘、ペンケースなどのたくさんのコラボレーショングッズが置いてありました。

そのほかはワークショップと、つかみ取り、ガチャガチャがありました。

私は恒例の缶バッジを作りました。

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渋谷ロフト限定のシブヤのヨルで作ってみました

今回はロゴ入りフィルムはありませんでした。

渋谷限定テープは5種類あり、好きなのを3つ選びました。

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渋谷限定テープで選んだテープです

渋谷のイベントは今日までです。

人が多くて疲れた...

 

旅するmtワゴン

3〜10月にかけて全国30カ所のロフトを3台のmtワゴンが巡回します。

旅に関連するテープが販売されます。

www.masking-tape.jp

スタンプラリーも行なっていて、集めた数に応じ特典があります。

関東ならいくつかまわれるかな。30個集められる人はいるのだろうか...

今日のオリーブ-2019-03-31

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ベランダで育てているオリーブの月1の記録です。

  

今月のオリーブたち

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ミッション(左)とネバディロブランコ(右)

肥料をあげる月

3、6、9月は肥料を与える時期です。 

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化成肥料を一握り

 

新芽が出てきました 

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新芽も次々と出てきて春を感じます

 

今月は休日に用事が多く、ちょっと疲れ気味...

やらないといけないこともたくさんなので何が重要かよく考えながら一つづつ片付けていこうと思った3月でした。

京都散歩の旅(その2)

電車で一条寺駅に行きます。

ガイドブックにはバスも便利と書かれていたけれど、京都駅を出た時にバスの行列ができていて、バスでまわるのは大変かもしれないと思い、電車で向かうことにしました。

観光客のバスの利用が増えて日常で利用する方が乗れなくなってしまう問題があり、今色々試行錯誤しているところとニュースで報道されていました。

 

京都駅からJR奈良線京阪本線、比叡線を乗り継ぎます。

JR奈良線も観光客で満員でした。休日で桜のシーズンだから混んでいたのかな...

 

東福寺京阪本線に乗り換え、京都駅から離れると電車に乗る人は少なくなっていきました。

京阪本線の電車は外からみると普通の電車ですが、乗ってみると窓が広くゆったり乗り心地が良かったです。

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緑なんてあまり見たことないなと思ったので撮ってみました

 

出町柳駅で比叡線に乗り換えると、ちょうど乗った電車が観光列車でした。

スタイリッシュなデザインで、未来の乗り物が走っているように見えました。

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観光列車ひえい(2018年3月から運行)

ひえいは比叡山に向かう観光列車です。

eizandensha.co.jp

 

電車ばかり撮って撮り鉄になっていく...気がする。

京都散歩の旅(その1)

用事があって京都に行きました。

少しの滞在でしたが京都散策をして楽しかった場所について書こうと思います。

 

朝の9時頃京都駅に到着。京都に来たのは中学生の時の修学旅行以来です。

冷たい風が吹いていて冬に逆戻りしたような天気でした。

 

一度見てみたかった京都タワー。今日はここに泊まります。

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午前中は気持ちの良いお天気でした

チェックイン前に荷物を預かっていただけるので、京都タワーホテルに一旦寄ってから散策をスタートします。

 

滞在は1泊2日で、用事の合間にちょっと散策する程度なので、京都を歩ける範囲で楽しみます。

目的地はお散歩をのんびり楽しめる場所で教えてもらった、友人おすすめの詩仙堂周辺。

お茶と庭と散歩を楽しむ旅です。