緊急事態宣言が解除され、都道府県を跨ぐ移動も可能になりました。
私の働いている会社には他県に工場があり、出張もできるようになったのですが、関東は東京をはじめとしてコロナウイルスの感染者が増加していて、出張はできるだけ避けるように調整しながら働いています。
工場で働いている方たちは3世代で暮らしている方が多いので、高齢のご家族や子どもたちへの感染のリスクを考えると、関東からの出張に対して、心配という気持ちもとてもよく分かります。
そんな背景もあって、旅行も積極的に行こうという気持ちにまだなれていません。
ただニュースで観光地の苦しい状況も耳に入ってくるので、出かけなくても何か力になれることがないかなと考えていました。そんな時に普段そこに行かなければ購入できないものをインターネットで販売する試みがいろいろなところで行われていることを知りました。
これを活用して私がよく旅行で出かける地域を微力ですが応援したいと思いました。
例年なら旅行の記事が並んでいるはずでしたが、今年はおうちでお取り寄せした品物たちを少しづつご紹介します。
第1回目は鳥取県倉吉市にあるCOCORO STOREさんからお取り寄せした「結び織りノッティング」です。
実はこの椅子敷きは去年のBeams Eye Torroriで見かけてからずっと気になっていたもので、買うなら今と決心して注文しました。
毛長のしっかりした綿でできていて、椅子に座るとお尻が痛くなくて快適です。
ずっと硬い木の椅子に座っていたので、「もっと早くに買えばよかった」と椅子敷きに座った瞬間に思いました。
もこもこして暑そうに見えるかもしれませんが、触ってみると少しひんやりしていて熱がこもりにくく夏でも気持ちよく座れます。
椅子敷きのサイズは自分の持っている椅子に合うように注文時に相談することができます。
私の場合はデフォルトのサイズでぴったりでした。
この椅子敷きを作っているのは「おりもんや」というNPO法人です。
心や体に障がいを持ちながらも働きたいと思う方に織物を通して働く場所を提供しています。
現在結び織りノッティングの制作を担当しているのは2名で1ヶ月に作れるのは2〜3つ程ということです。
糸の染めもここで行われているそうです。
最後にCOCORO STOREさんは倉吉の白壁土蔵群の一角にあるお店です。
店主の田中さんがセレクトした山陰地方を中心とした手作りの道具達が並んでいます。
心置きなく外出が可能になったらまた訪れたいお店です。