思いついたときに書く日記

ふと思ったことや趣味のことを気ままに書いています

ダーニングでお直ししてみました

ちょっと前から気になっていたダーニング。

本屋さんでダーニングのキット付きの本を購入しました。

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野口光さんの監修のキットです

なかなか使う機会がなかったのですが、この前母の持っているセーターに穴を見つけたのでお直ししてみました。

 

ダーニングとは

縫う、繕うを意味し、イギリスで古くから伝わっている修繕技術のことです。

 

キットには、ダーニングの方法が書かれた小さな本と、糸10種、ダーニングマッシュルーム、糸通しが入っています。

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キットの中身

ダーニングマッシュルームはダーニング専用の器具で直したい部分を固定する器具です。

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マッシュルームの底にはダーニングのイラストが描かれています

 

ダーニングの方法

まず穴より少し広めに縦方向に隙間なく繕います。 

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縦方向に繕ったところ

それから横方向に縦糸を1本おきにすくうと完成です。

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横方向に繕うと、ダーニングのイラストと同じ感じになりました

 ほんの10分ほどで完成しました。

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裏側で糸の始末をしたら完成です

 穴の空いていない部分にもダーニングするともっとかわいいかもと思っていたら、お直ししたセーターを見た母が自分もやってみたいと穴の空いていないところにダーニングしていました。

ローカル電車の旅 in 鳥取・島根 その10

ローカル電車の旅の記事は今日で最後です。

最終回は旅行に使った予定表についてです。

 

いつもは手帳などの紙にまとめて書いていますが、今回は「行程さん」というサイトを利用しました。

kouteisan.com

予定を書き込むと旅のしおりのようにまとめて表示してくれるサイトです。

会員登録などは必要なく、すぐ利用でき、書き込んだ情報は3ヶ月保存されます。

 

便利ポイント1

この予定を共有してそれぞれ編集することが可能です。

友達と旅行に行く時などにお互いに書き込めるのでとても便利です。

 

便利ポイント2

時刻表や訪れる施設のリンクを貼り付けておくと、すぐにサイトに飛べます。

ガイドブックのページをめくる必要がなくてとても楽でした。

 

便利ポイント3

今どの地点にいるのかを表示してくれます。

旅行の日程が長かったり、予定がたくさんある時ほど便利な機能です。

今回は電車にたくさん乗ったので、電車の時間を確認するのに一目瞭然でわかりやすかったです。

 

温泉でゆっくりしたり、普段作れないものを作ったり、リフレッシュできました。

 

ローカル電車の旅in鳥取・島根の話は以上です。

読んでいただきありがとうございました。

ローカル電車の旅 in 鳥取・島根 その9

ローカル電車の旅で乗った電車のまとめです。

 

 

サンライズ出雲(横浜〜米子)

東京から中国・四国地方を結ぶ毎日運行している夜行列車です。

飛行機や新幹線よりも早く目的地に到着できます。

座席は揺れの少ない2階席がおススメです。

vimeo.com

 

山陰本線(米子から倉吉)

海岸に沿って走るので、所々で海を見ることができます。反対側からは大山を眺めることができ、海と山両方楽しむことができます。

山側の景色

vimeo.com

柔らかなカーテンのような朝日が当たる大山の景色が美しく、ずっと残り続けてほしい景色だなと思いました。

 

海側の景色

vimeo.com

大山口駅は風車と日本海を見ることができます。電車から見える海辺の街の風景が素敵です。

 

日置線(倉吉⇄青谷)

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名探偵コナンのラッピング電車

北栄町出身の青山剛昌さんの名探偵コナンのラッピング電車もありました。

これ以外にもいくつか種類があるようです。
 

あめつち(倉吉〜松江)

日本海や大山の景色を楽しめる観光電車あめつち。

車内も山陰地方の工芸品が使われている贅沢な電車でした。

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山陰の空や海をイメージした深い青色の「あめつち」

 

やくも(松江〜岡山)

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岡山駅到着後に撮影したので「回送」になってしまった..

 

松江から岡山まで2時間半のやくもの旅です。

雪景色にワクワクしました。

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米子〜新見までは雪景色を見ることができました

電車のデザインが様々で面白かったです。

乗らなかったけれど、駅に停車する他の電車もユニークなものが多かったです。

米子には水木しげるゲゲゲの鬼太郎のラッピング電車が止まっていたりしました。

ローカル電車の旅 in 鳥取・島根 その8

「かんべの里」で陶芸体験をしました。

松江から八雲方面のバスに乗り、20分ほど行った場所にあります。

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かんべの里の入り口

出雲かんべの里とは

作る楽しさ、昔話の楽しさ、自然の楽しさを体感する施設です。

工芸館、民話館、自然の森の3つのエリアに分かれています。

kanbenosato.com

 

工芸館 

工芸館では陶芸の他に手まり、木工、機織りなどの体験ができます。

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私たちが体験したのは陶芸です

5年ほど前に友人と体験したときにとても良いものを作れたので、母にも体験させてあげたいなと思い再訪しました。

 

体験するには

10人以上で参加する場合は事前に予約が必要ですが、少人数の場合は連絡なしで体験可能です。

1人2000+送料で体験ができました。

 

所要時間

簡単なものは1時間くらい、ろくろや装飾に凝った物だと2〜3時間程度です。

 

今日の先生

前回は陶器の会社に勤められていた年配の方が先生でしたが、先月退職されて先生が変わっていました。

今は2人の島根出身の作家さんが先生をされています。

今日は山本将之さんが先生でした。たぶん私と同じくらい年代(30代くらい)の、もの柔らかな先生です。

大学から陶芸を学び、陶芸歴は15年ほどになるそうです。

体験場所の入り口に先生の作品が展示されていました。

 

作りたいもの

今回は私も母もお皿を作りました。

私はパンが載せられるくらいのお皿、母はさらに大きい大皿を希望しました。

 

使った土

陶芸の粘土はどこでも採れるそうですが、陶芸をするのに向いている土と向いていない土があるそうです。

かんべの里周辺の山でも粘土は採れますが、そのまま使うことはできず、陶芸で形成しやすい土に色々と調合する必要があるそう。

備前焼など陶芸で有名な場所の土は陶芸に向いていて、ほとんど調合せずに使うことができるそうです。

今回使った土は信楽の白い土でした。

 

作り方

どちらも比較的大きなものなので、電動ろくろではなく、粘土を一定の幅に平らに伸ばして形を形成する方法で作りました。

1.粘土を丸める

粘土を丸めて形を整えます。

2.叩いて広げる

その後粘土の真ん中から外側に向かって手のひらで粘土を叩き、粘土を広げていきます。

3.こん棒で広げる

ある程度均一に広がったら、粘土の両端にお皿の厚みと同じくらいの木の切れ端を置き、それをお皿の厚みのガイドにして、粘土をこん棒でさらに広げます。広げる時にお皿の形をある程度意識しながら広げていきます。

4.縁を整える

粘土がお皿の厚みに広がったら、お皿の端を水で湿らせた指で少し押して土を少し圧縮するような感覚で締めます。こん棒で慣らしているとお皿の中央ほど土が圧縮していて、外側は少しゆるい状態になっているそうです。少しゆるい場所は強度も弱くなってしまうので、仕上げに少し指で圧力をかけながら整えることで、周辺の強度を持たせるように調整します。

5.お皿の形に形成する

その後、お皿の形を形成するのに、お皿に合うサイズのボールに被せてお皿に少し深みを持たせます。お皿の形を形成するときは乾燥して割れないように少し水で指を湿らせてから、ゆっくり力をかけて形を整えます。

それぞれ作った作品がこちらです。

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左が私の作ったお皿、右が母が作ったお皿

出来上がってみるとなぜか私が大皿、母は小さいお皿2つになっていました...

わずか30分ほどで完成しました。

6.釉薬を選ぶ

無色、黄土色、黒から選べました。

私は、サラダなどを盛った時に食材の色が鮮やかに感じられそうな黒、母は無色と黄土色にしました 。

 

できあがりは2ヶ月後

2ヶ月後に出来上がったお皿が届きます。

どんな印象のお皿ができあがるのか想像ができないので、楽しみに待ちたいと思います。

 

その他の体験もしてみたい

最近手まり作りにもはまっているので、手まり作りも気になりました。

私が気になったのは所要時間が3時間もかかる体験だったので今回は体験しませんでしたが、今度は手まり作りも体験してみたいなと思いました。

ローカル電車の旅 in 鳥取・島根 その7

3日目は鳥取を離れて島根に向かいます。

 

目次

 

観光列車「あめつち」に乗って松江に向かいます。

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倉吉から乗りました。

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あめつちが倉吉駅に到着

 

あめつちとは

JR西日本旅客鉄道米子支社が2018年7月から運行を開始した観光列車です。

島根県出身の「RAILWAYS 49歳で電車の運転手になった男の物語」などを監督した錦織良成さんが監修、「ハウルの動く城」などのジブリ作品の美術監督の吉田昇さんが色彩のデザインを担当しました。

チケットは乗車の1ヶ月前からみどりの窓口で予約が可能です。

ほぼ1ヶ月前に予約しに行きましたが、すでに結構席が埋まっていたので(カウンター席が良かったけれど4人がけの席しか空いていなかった...)、早めに予約した方が良さそうです。

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乗車券とグリーン席の切符が必要です

www.jr-odekake.net

 

各駅でのお出迎え

あめつちの停車駅では駅員さんやご当地のキャラクターが見送ってくれます。

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倉吉駅ではシックな制服を着た駅員さんが旗を振って見送ってくれます

各駅、個性があるお出迎えだったのに、シャッターチャンスを度々逃してしまったのが残念でした...

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米子駅でシャッターチャンスを逃してしまう...

米子駅でははっぴを着た駅員さんが笑顔で見送ってくれました。

ちゃんと撮れたのは倉吉の駅員さんだけでしたが、各駅で歓迎してくださった方たちは私の記憶に嬉しかった思い出として残っています。

 

車内の装飾

カラフルなのにどこか落ち着く色彩です。

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車内の雰囲気

4人がけ、2人がけ、カウンター席など、大人数でも一人旅でも楽しめる座席になっています。

車内の様々な場所で、鳥取・島根の工芸品が使われています。

天井は因州和紙、入口の壁は絣、洗面は陶器、壁に智頭杉が使われていました。

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因習和紙の天井(左)と出雲織の装飾(右)
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智頭杉の装飾(左)と岩井窯の手洗い器(右)

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机の装飾は石州瓦

石州瓦がココアパウダーをまぶした生チョコにすごく似ていて、机を見るたびに生チョコが食べたいなと思ってしまいました。

なかなか地方の工芸品を見る機会はないので、電車をきっかけに、工芸品に触れられる面白いアイディアだなと思いました。

 

おみくじを引く

乗車すると車掌さんがおみくじを引かせてくれました。

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かわいく折りたたまれたおみくじ

おみくじの下には記念スタンプを押すスペースがあります。

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偶然母と同じ内容だったみたいです

 

山陰地方らしい景色

日本海に沿って列車が走ります。日本海や大山が見えるポイントでその場所の説明をアナウンスしながら、徐行して走ってくれます。

鳥取に到着した1日目は天気が良く綺麗な大山が見えましたが、この日は天気が悪く(全国的に雪が降ったり大荒れの日だった)、雲で大山は見えず、海の波も荒く山陰らしいなと思う天気でした。

 

添乗員さんが今日は「お天気が悪かったので...」と申し訳なさそうに(添乗員さんは全然悪くない)あめつちの車窓の眺めをまとめたポストカードをプレゼントしてくれました。

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あめつちから見える景色をまとめたポストカード

綺麗なポストカードを眺めていると、さっきまで「山陰地方はこんな天気が多いから」と納得していたはずなのに、「晴れていたらこんな風景が見られたのか...」とちょっと複雑な気持ちになってきました。綺麗なポストカードは旅の記念になって嬉しかったです。

 

車内販売

寒かったので、車内販売でホットコーヒーと島根県で作られているプリンを購入しました。

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ホットコーヒーとたなべのたまごプリン

コーヒーは多分普通のコーヒーと思いますが、ブラックでもスッと飲めるすっきりとした味のコーヒーでした。

プリンは島根県の農場で育てたニワトリの卵を使ったプリンで、あっさりした味でした。

母はプリンに使われている牛乳の風味が良いととても気に入っていました。

 

1時間半ほどで松江に到着しました。

松江ではまつえ若武者隊の方が2人来ていて、記念写真に応じてくれたり、写真撮影をしてくれたりしていました。武者がカメラを構えて写真を撮っている姿が滑稽で和みました。

ローカル電車の旅 in 鳥取・島根 その6

雪が積もっているため今回は行けませんでしたが、三朝温泉周辺でその他に楽しめるところを紹介します。

 

目次

 

小鹿渓(おしかけい)

紅葉の名勝にもなっている渓流です。

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クマがいるので春(4月頃)や秋から冬への季節の変わり目は散策はお勧めできませんが、新緑や紅葉が楽しめる場所です。

私は以前6月ごろに小鹿渓を訪れたことがあります。

森の中はひんやり気持ち良く、青森の奥入瀬渓流に似ていると思いました。

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規模は小さいけれど、さまざまな植物や動物など凝縮された自然を見ることができて散策しがいがありました。

梅雨の時期には霧がかかって屋久島のような雰囲気な雰囲気にもなるそうです。

 

投入堂(なげいれどう)

三徳山(みとくさん)の山の中の崖のくぼみの隙間に挟み込まれるように建てられている小さなお堂です。平安時代後期に建てられたということが分かっていますが、どうやって建てたのかなど謎が多く、ある人がこのお堂を投げ入れてできたという言い伝えもあります。誰が何のために建てたのか未だに解明されていないミステリアスな場所です。

投入堂が北緯35度23分という、春分の日秋分に日に最も日が高く昇る位置にあるので、ここで天体観測も行われていたのではという説もあります。

三朝周辺は今もお米(三朝米はしっとりもっちりしておいしさ)も栽培されていて、作物を栽培するためには暦がわかっていなければいけないので、この仮説は結構納得できるなと思いました。

とても高い場所に建てられていて、日本一近づくのが困難な日本遺産とも言われています。平坦な道ではなく急な坂を綱を伝いながら登っていかなければいけない場所もあり、必ず2人以上で入山手続きをして登る必要があります。この冬の時期は雪が積もっていて登るのは危険なので、入山はできません。登れるようになるのは4月頃からです。

私は下から見たことはありますが、見上げて登ることを怯むくらい高い場所にありまだ登ったことはありません。

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写真のちょうど真ん中に投入堂が見えているのがわかるでしょうか...

これは投入堂がちょうど見えるポイントで撮影した写真です。写真の中央にある木の向こう側に霞んで見える向こうの山に投入堂があります。「なぜあんな場所に...」と思わず言ってしまうくらい高い場所にあります。

登った方の写真を見ていると、本当に眺めがよく一生に一度は登ってみたい場所です。

 

渓流または投入堂を見たあとに浸かる温泉は最高だと思います。

ころんとかわいい小さな手まりの会02

あっという間に2月が終わり、今日から3月。

先月から始めた手まり作りの第2弾です。

 

今月の手まりはポインセチア

クリスマスの時期によく見かける赤が印象的な植物です。

大きな花びらに見えている部分は花びらではなく、苞葉というつぼみを包む葉っぱです。

 

話が逸れましたが、完成した手まりです。

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今月の手まりはポインセチア

地割りが前回よりも細かく、狭い範囲に刺繍するのが難しかったです。

 

手まりの収納ケースに入れると宝石箱みたいでワクワクします。

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1年続けるとこのケースがいっぱいになります

どんどんスペースが埋まっていくのが楽しみです。