書きたいこと、いろいろ

ふと思ったことや趣味のことを気ままに書いています

モネ これからの100年に行ってきました

横浜美術館で開催されている「モネ これからの100年」に行きました。

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モネが睡蓮の大装飾画の製作に着手してから100年経ったそうです。

この展示ではモネの初期から晩年までの作品21点と、モネに影響を受けた後世の作家の作品が66点集められています。

 

お盆休み中だったからか、展示は年配の方や、家族連れなど幅広い世代の方が見にきていました。

 

美術館の正面にはモネのハスの池をイメージして瓶に睡蓮が植えてありました。

蓮の花は朝から昼にかけて咲くそうです。

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15時ごろに行きましたが運良く咲いているところを見られました


入り口前の展示(?)は写真撮影可で、記念写真が撮れます。

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美術館を入ってすぐの正面にモネの睡蓮の絵の大きなパネルがあります

 

展示の構成

4部構成になっていました

 

I.新しい絵画へー立ち上がる色彩と筆触

モネの試行錯誤して描かれた初期の作品が展示されています。

「海辺の船」という作品では、海を表現するために距離で異なる色を塗り分けたり、波を表現するのに筆の運び方を工夫していました。

「ヴァランジュヴィルの風景」では遠近を表現するために葛飾北斎の浮世絵を参考にしているそうです。

 

II. 形なきものへのまなざしー光、大気、水

被写体と自分の間にある形のないものを表現しようと試みた作品が展示されています。

初期の工夫された色彩を引き継ぎながら、描いた場所の湿度や気温、それ以上の何かが伝わってくる、その場の空気を封じ込めたような作風に変わってきています。

霧のロンドンの街にぼんやり浮かぶ汽車の影とその蒸気が太陽に照らされて浮かび上がる、「霧の中の太陽」はモネの形のないものを描きたいという意図をよく表しているなと思いました。

また、このセクションにあった湯浅克俊さんの「RGB」という作品がとても興味深かったです。

この作品はそれぞれ赤、緑、青で色をつけた3枚の和紙を重ね、背後からライトで照らしたものです。

赤、緑、青の和紙が重なっているので正面から見ると黒っぽく、角度を変えて見ると別の色に見える不思議な絵です。正面から見た場合と、斜めから見た場合で光の透過率が変わるのを利用した作品なのかな...第2部のテーマのひとつの光を使った、ちょっと科学的な面白い作品でした。

 

III.モネへのオマージューさまざまな「引用」の形

モネの作品に影響を受けた後世の作家がモネの作品を引用した作品が展示されています。

絵、版画、写真、映像などさまざまな角度から表現されています。

映像作家の水野勝規さんの「holography」が印象に残りました。

モネの池の水面を季節を超えて定点撮影し、重ね合わせた映像です。緑の蓮の葉が浮かぶ池の底に、赤い葉っぱが沈んでいたり不思議な感じがします。

 

IV.フレームを超えてー拡張するイメージと空間

モネは睡蓮の作品をフレームを超え部屋いっぱいに描けたら...と考えて大作を作成したようです。

このセクションではモネの晩年の作品と、フレームを超えた後世の作家の作品が展示されています。

モネの晩年の作品は、被写体の輪郭が以前よりぼんやりし、色も彩度が落ちていてなんとなく寂しさを感じました。

 

 

感想

モネの絵に惹かれる理由

第2章の入り口に書かれていた

私が本当に描きたいのは

描くものと自分との間にある

「何か」なのです

というモネの言葉で、私がモネの絵に惹かれる理由がわかったような気がしました。

普段の生活やどこかに旅行に出かけたときに、この瞬間を残しておきたいと思うことがあります。

写真で撮ってみるとその時の瞬間が正確に記録できるのですが、何か足りないような感じがいつもしていました。

モネの絵は被写体を写真のように正確に描いたたものではありませんが、絵を見ているとその場所の温度や湿度に加えて、描いている人の気持ち(優しい、懐かしい、悲しいなど)が封じ込まれている感じがします。

私が好きな写真家の米田知子さんも写真を通して形のないものを表現されているのを思い出しました。

色彩以上に何か惹かれるものがあると思っていましたが、第2部の展示で納得できたような気がしました。

 

子ども用の解説が面白い

小さな子どもも楽しめるようにいくつかの絵には見所がわかりやすく説明されていて、メモを取っている子どもたちがたくさんいました。

子ども用の説明は大人が読んでも楽しめる内容だった(私はこの説明の方が楽しめた)ので、全部の絵にそういう説明があると楽しいかもと思いました。

 

モネの絵が少ないと思う人もいるかもしれない

企画の説明の最初に「モネはまだ生きている」という言葉にある通り、モネとモネの独創性を受け継いだ作家の展示なので、モネの作品がメインで展示されていると期待して見に行くとモネの作品が少なかったと思うかもしれません。

 

涼しさを感じられる今の季節にちょうどいい展示でした。

気になっている方はぜひ行ってみてください。

 

横浜美術館での展示は2018/9/24までです。

 

通信講座 課題4 : ワンピースドレス実物製作

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6月に製作したワンピースの添削結果が戻ってきました。

ワンピースは私が洋裁に興味を持つきっかけになった思い出の洋服です。

私が小学校を卒業する時に、母の友人がサイズを測って手作りしたワンピースをプレゼントしてくれました。私の祖母くらいの年齢の方でしたが、ご近所に住んでいたこともあって、通学のバックや、お人形作りなど作る楽しさを教えてくれました。

今日は添削結果を復習しながら良かったところとこれからの課題を記録しておこうと思います。

 

目次

 

ワンピースのデザイン

Aライン、ひざ下丈のシンプルなワンピースで、襟はボートネック、袖はキャップスリーブにして、少しフォーマルで夏らしいデザインをイメージして作りました。ワンピースを着るとしたら、ちょっとよそ行きのお出かけで着るかなと思ってデザインを考えています。

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ワンピースのデザイン(前・後ろ・横)

トルソーは私の背丈に近いものを選んでいますが、バストはトルソーよりもないので、自分のサイズに合わせた洋服をトルソーに着せると、ちょっとバストから肩あたりが引きつってしまいます。

 

添削結果

評価結果はAで次の課題に進むことができるのでちょっとホッとしました(C以下は再提出)。

先生からは難しいデザインにチャレンジされましたねと書かれていました。

難しいデザインを選んだつもりはなかったのですが、キャップスリーブは作製時に悩んだのでそのあたりが難しかったのかな...

 

課題提出時に質問したこと

  • キャップスリーブの縫い代の残し方

キャップスリーブの縫い代を袖の形の通りに残すと、袖を折り返した時に両端が三角形に残ってしまうので、どう縫い代を取るのが正しいのかを質問しました。

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キャップスリーブの形に沿って縫い代を取ると両端が余る

先生が書いてくださったパターンの記載を見ると、三角形に残ってしまうところをカットしたような形で縫い代がとられていました。

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キャップスリーブの縫い代の残し方

私は袖の部分を折り返したのですが、この袖のタイプの場合、バイアスにするか、見返しをつけた方がいいということでした。袖部分の縫い目が目立ってしまったからかな...私はできるだけ縫い目は外に出したくないので、次に作るときは見返しで作ってみようと思います。

  • キャップスリーブの袖ぐりについて

今回の課題で袖ぐりをバイアスで始末しました。バイアスにするとカジュアルな印象になりそうだったので、全体見返しにして袖ぐりの始末があまり外に見えない形にした方がよかったのではないかと思ったという感想を書きました。

 

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縫い目をできるだけ残さないように全体見返しにしたほうがよかったのかもと思った

先生からは全体見返しにすると袖山線の縫い代が見頃側に倒れるので、バイアスでいいと思うというコメントでした。袖山線の縫い代が見返しに倒れた方が、縫い目が外に見えてしまうのでバイアスで良かったのかもしれません。なんとなく選んだキャップスリーブは結構難しかったんだと後で実感しました...

 

良かったところ

  • コンシールファスナーが綺麗につけられていた

木綿の布にファスナーを縫製するのは難しいそうです。前回のパンツの課題でファスナーの付け方に問題があったので、今回は特に丁寧に縫うように心がけました。縫う前にきちんとアイロンをかけてまち針でしっかり固定し、ゆっくり縫いました。布との相性を知らずに作っていましたが、運良くなんとかなっていたようです...知らないって怖い...

 

今後の課題

  • 作図の線

基礎線は細く、仕上げ線は濃くはっきりと書く

意識して書いたつもりですが、改めて見直すと、濃さに微妙に違いがあるのはわかるものの、まだわかりにくいなと自分でも思いました。パターンを夜薄暗い部屋で書いているのもよくないのかも。次はもっとはっきり書くことを心掛けたい。鉛筆の濃さも変えてみようかな。

  • パターンの書き方

パターンは切り離して書くこと

添削を見ていて私の作図とパターンに関する理解が曖昧なのかもしれないと気づきました。ここは次の課題を始める前までにしっかり理解を正しておきたい。

  • 縫製1(衿ぐり見返し)

伸びを防ぐために衿ぐりの見返しに必ず芯を貼る必要があります

接着芯を貼るのをすっかり忘れていました...

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うっかりしていた...接着芯を貼り忘れていた...
  • 縫製2(ファスナー)

ファスナーがもう少しムシ側にミシンがかかってるとよかった

ムシ側にミシンをかけるのは結構難しい...何かコツを掴み切れていないのかな...ファスナーの縫い方はもう一度復習しておきたいなと思います。

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ワンピース裏側のファスナー部
  • 縫製3(ファスナー)

ファスナーの下止め金具を止めておくこと

これもうっかりしていた...

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ファスナー部の表と裏

 

うっかりミスが目立っていました(今もだけど、学生の時からうっかりが多かった...)。完成が近づくと嬉しくなってしまい、見落としが多くなってしまうので、今回うっかりしたところはチェックリストを作って漏れがないように改善しようと思います。

作図とパターンの理解は必ず復習しておきたいです。

 

先生からも「作図やパターンが増えて行くので大変ですが、コツコツ少しづつ作成するといい作品が作れる」とアドバイスをいただきました。

今回勉強したことを踏まえて、次の課題をまた頑張ろうと思います。

これで課題の半分が終わりました。来年の卒業を目指して残り半分の学習計画も立てたいところです。

課題を優先して今年の編み物はお預けになるかも...

散歩 : 代官山〜中目黒

お盆休み中は暑くてどこにも出かけられないだろうなと思っていたら、今日は曇りだったのでどこかに出かけようと思いました。

時間があったら行ってみたいと思っていた場所がいくつかある代官山から中目黒に行きました。

 

今日行った場所

今日はこの3つの場所に行こうと決めて出かけました。

  • LifeSpiceShop
  • JunieMoon代官山店
  • Traveler’s Factory

 

11時に代官山駅で降りて最初の目的地に向かいます。

 

LifeSpiceShop

代官山駅から徒歩7分くらいの場所にある小さなチャイ専門店です。

チャイはスパイスの調合が異なるオリジナル、スパイシー、スウィートの3種類です。

ここに来るのは2回目で、今日は蒸し暑かったのでアイスチャイをオーダーしました。

真っ白な壁の明るい店内にはカウンター席といくつかソファーがあり、店内でチャイを飲むことができます(テイクアウトもできます)。お店のオーナーが旅をして集めた外国の置物が置いてありエキゾチックで落ち着いた雰囲気です。

インド料理店で料理と一緒に提供されることの多いチャイですが、チャイだけを気軽に飲めるお店を作りたいという思いから開いたお店だそうです。本場のインドではいたるところにチャイが飲める露店のお店があり、七輪を使って煮出しているそうです。七輪で煮出したチャイは特別な味がしそう...

このお店でも注文を受けてからチャイを煮出してくれます(七輪ではなくコンロです)。

大きな通りから少し外れた場所にあるので、休憩にちょうど良いお店です。

 

JunieMoon代官山店

ブライスドールや小物などを販売しているお店です。LifeSpiceShopの通りから大通りに向かうとすぐ目の前にJunieMoon代官山展が見えます。

小さい頃からお人形が好きで未だに惹かれます。小さい頃はジェニーちゃん派でしたが、今はブライスが好きです。

今はDreamy Ballerina展をしていました。

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入口のショーウィンドウ。バレエの衣装を着たブライスが可愛い!
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店内の展示。豪華なバレリーナ衣装のブライスがたくさん並んでいます。

衣装はどれも丁寧に作られていてすごく可愛い。

2つブライスを持っていますが、未だに買ったときの洋服のままなので、バレリーナの衣装を着せたい!なんとなく2人分買わないといけないような気がして、ちょっと散財しました...

展示は2018/8/19までです。

 

Traveler’s Factory

中目黒駅から徒歩3分くらいの住宅地の中にあります。開店時間の12時ちょうどに着きました。

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Traveler’s Factory青い窓枠が目印の小さなお店です

お店の名前の通り、旅行で来られた外国の方もいらっしゃいました。

以前手帳の電子化をしたのですが、印象的だった場所や物の絵を描いたり、どこかに行った時に見つけたスタンプを押すノートは欲しいと思い、トラベラーズノートを買いました。

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トラベラーズノート(茶色)と水引

トラベラーズノートの表紙は革でできていて使っているうちにツヤが出てきます。

買ってすぐの手触りは、ムートンブーツの素材のようなちょっと毛羽立った感じ。使っていくうちにどんなふうに変化していくのか楽しみです。

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中身は無地で、好きなことを好きなだけ書けます。

 

その他に気になったところ

Vogel

代官山ログロードの裏の通りにあるお花屋さんです。

お店の前は植物が生い茂り、水槽の中をのぞいているような雰囲気です。

気になったけど、お花を買うかわからないのに入っても大丈夫かなと思ってしまって入らなかった...

光明泉

中目黒駅の手前に光明泉という銭湯がとても気になりました。

私は鳥取の三朝温泉が好きなので、ラジウム泉という記載にビビッと来てしまい、しばらく立ち止まって見てしまいました(銭湯の入り口のエキゾチックな女性の絵も目を引きます)。

営業時間が15時からだったので入れなかったのですが、東京でラジウム泉に入れる場所があると知ってびっくりしました。暑かったので時間があれば入って帰ってもよかったかも。

 

お昼は駅前のSoupStockTokyoでお昼を食べて帰りました。

いつもオーダーするオマール海老のビスクと期間限定の冷たいジャガイモのスープ、ヴィシソワーズ(2018/8/17まで)にしました。

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スープセットはオマール海老のビスクとヴィシソワーズ

 

日曜日なのに人が少なくゆっくり散歩を楽しめました。

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今日のお出かけコース

 

 もう一つ行きたいと思っているのが、横浜美術館のモネの展示。

休み中どこかで行けたらいいな。

文化服装学院 通信講座について

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文化服装学院で洋裁の勉強をしています。

どうして洋裁の勉強しようと思ったのか、どうしてこの学校を選んだのかについて書きます。

 

洋裁の勉強を始めたきっかけ

  • 自分の好きな形の服を作りたい
  • 自分の体型に合った服を作りたい

30歳になったあたりから自分の持っている服が似合わなくなったような気がしていました。

今の私に合っていると思うのは、何も飾りのついていないシンプルな普通の洋服。

そういう洋服を探すのですが、お店で売っているものは流行りのデザインだったり、何か装飾が付いているものが多く、なかなか普通の洋服が見つからなかったりします。

また、洋服のサイズが合わないことが多く、着た時の見た目があまり良くありません(身長に合わせるとゆったりしてだらしない感じになってしまう)。

そういう悩みがあって勉強して自分で一から作ろうと思いました。

数着自分にあった洋服をいくつか作っておいて、市販の洋服と組み合わせられたら良いなと思っています。

 

文化服装学院とは

日本の洋裁の普及を目指し開校した服飾の専門学校です。

学科は日中に通うI部と夜間のII部に分かれていて、服飾、デザイン、流通などを学ぶことができます。

私はあまりファッションに詳しくないのですが、コシノジュンコさん、ツモリチサトさん、皆川明さん、伊藤まさこさんなどが卒業生のようです(他にもいらっしゃいますが私が知っている方を挙げてみました)。

雑誌の「装苑」や、手芸関連の本を出版している文化出版局はこの学校の関連施設です。本屋さんでよく見かけるので、この出版社の方を知っている方の方が多いかもしれません。

また、この学校には通学する必要のない生涯学習通信講座があります。

私がこの学校を選んだのは通信講座があったからでした。

 

通学するか自宅で勉強するか

実際に作業する様子を見ながら勉強するのが良いと思い、夜間の学校に通うことも考えましたが、仕事の忙しい時期が何ヶ月も続くことがあるので、通信講座の方が私には向いているのではと思いました。実際に受講中も全く勉強できない時期があり、通信で正解だったと思います。

 

通信講座について

通信講座では文化服装学院のカリキュラムをもとにしたテキストをもとに各自で学習・課題製作し、講師の先生の添削を通して学びます。

通学する必要がなく、自分の好きな時に勉強できるので働きながらでも学ぶことができます。

学習期間は1年で、無料で1年延長することが可能です。それ以降の延長は最大3回まで有料でできます。

 

服装コースについて

通信講座には服装コース、デザインコース、ファッションコーディネーターなどいくつかコースがあります。私が勉強しているには服装コースです。

服装コースでは採寸、デザイン、パターン作製、縫製を一通り学べます。

9つの課題があり、シャツ・ブラウス、スカート・パンツ、ワンピース、ジャケット、コートの作り方を学び、実際に製作もします。

この講座で勉強すれば、一から洋服を作ったり洋服のリメイクなどができるようになります。

 

通信講座でわからないことがあった場合

テキストを読んで勉強するため、文字や図から理解しなければいけない難しさがときどきあります。

途中でわからないことがあった場合、質問カードが用意されているので、それを学校に送って学習中の不明点を聞くことができます。ただ、質問カードは郵送なので、返信が来るまでに時間がかかります。

私はわからないことがあるとインターネットで調べてみます。自分がつまづくところは誰かもつまづいていたりするので、意外とわからなかったところが記事になっていてピンポイントで情報が見つかることが結構あります。そういうわけで私は今のところ質問カードは使ったことがありません。

また、生涯学習ではワンポイントのスクーリングもたくさん開かれています。スクーリングで先生の講義や作業する様子を見て、より詳しく学ぶことが可能です。土日に開かれているので、働いている方も比較的通いやすいと思います。新宿の文化服装学院学院で行われていますが、最近は地方でもスクーリングも行われているようです。

 

自分で一から作ることの良さ

洋服を一から自分で作ると時間はかかってしまいますが、なかなか市販で納得のいく服が見つからないときに、理想のデザインに近いものを作ることができるし、着心地や着た時の見た目が良いです。

はじめは自分の洋服を作って楽しんでいましたが、最近は家族からこんな洋服を作ってみたいとか、ここをこんな風に変更できないかなど、時々相談してもらえるようになったのがうれしいです。

 

今週、ワンピースの課題が戻ってきました。

次回は戻ってきた課題について書こうと思います。

感想 : Matthew Gray Gubler来日特別インタビュー

今日はDlifeのアプリで配信しているクリミナルマインドのスペンサー・リード役のMatthewGrayGubler(以後マシュー)の来日インタビューが面白かったので紹介します。

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6月に来日したMatthew。明るい笑顔を見ると癒されます。

Dlifeでは現在シーズン9を放送していますが、8/20からシーズン1を放送が始まるのでその宣伝もあったのかな..

 

クリミナルマインド とは

FBIの行動分析課(BAU)の捜査官たちが凶悪犯罪に挑むドラマです。

このドラマの魅力はリーダーのホッチナー、BAU創立メンバーのロッシ、行動派のモーガン、渉外担当のジェニファー、情報分析官ガルシアなど個性的な捜査官たち。

マシューが演じているのはIQ178、数学、化学、工学の博士号を持つプロファイラーです。メンバーの中では年齢が若く、みんなの弟的な役柄です。

Dr.リードはBAUのメンバーの中で一番好きなキャラクターです(頭は抜群に良い反面、弱さもあるから共感しやすいのかな)。

彼らが捜査するのは連続殺人犯などの凶悪犯罪。無事に解決できることもあれば、犯人に先を越されるときもあり、一筋縄ではいかない展開も魅力です。

 

インタビュー

インタビューで特に面白かったものをまとめてみました。話の順番は適当です。

 
クリミナルマインド に出演したきっかけ

元々は監督をしたかったのですが、エージェントから「君は演じるのも好きみたいだから経験のためにオーディションにも出てみたら」と言われたことがきっかけ。1回目のオーディションでは「よかったけど、役のイメージに合っていないですね」と言われたものの、それから何度かオーディションに呼ばれ、最後には「役のイメージを少し変更したので出演して欲しい」と言われた。

オタクを超えるような、頭がいい人はカッコ良くもあるという世界観を表せるように意識した。

→オーディションの審査官は役柄を変更するほど、魅力を感じたんだろうなと思いました。

また、リードの役柄にそういうこだわりがあったとは知らなかったので、とても興味深かった。

 

印象的なエピソードは?
  • The Lesson S8 Ep10

マシューが監督をしたエピソードの一つ。誘拐した人を操り人形にするシリアルキラーの話。

→このエピソードはすごく不気味だったので、私もよく覚えています。穏やかで陽気なマシューがこんな話を作るとは...。

  • Elliot’s Pond S12 Ep6

マシューのお父さんに出演してもらったエピソード。「僕の監督作品で子供を誘拐する精神分裂気味でエイリアンを信じているような男の人の役なんだけど出演してくれる?」とお父さんに聞いたところ、「やっと僕に聞いてくれたか」と答えてくれたそう。

→普段は弁護士をしている真面目なお父さんがいつ出演オファーが来るかと心待ちにしていた、微笑ましいエピソードです。親子だから顔は似ているのかな!?

インタビューではシーズン11と言っていたけれど、Wikipediaを調べてみるとシーズン12のエピソードのようです。Huluで配信されたらチェックしてみよう。

 

今までで印象的だったセリフは?

「クリア!」という言葉を自信を持って言えるようになったこと。

自信を持って言えるまでに12、3年かかった。

→突入時にいつも先頭を切っているのはモーガンやホッチナーなので、そういうシーンを演じる機会が少ないし、そういう役柄でもない気もしますが、Huluで配信しているシーズン11では珍しくリードが突入するシーンがありました(声もわりとはっきりしていた気がする)。やっと自信を持って言えはじめた時期だったのかな。

 

今後リードはホッチナーのようなリーダーになると思うか?

ギデオンのようなリーダーになると思う。ギデオンとリードは師弟関係だったから。

→一つ前のインタビューでギデオン役のマンディ・パティンキンにとても憧れていた(とても優しい人だった)と言っていて、とても尊敬していることが伝わりました。

あとモーガンの眉毛も欲しいとジョークを言っていました(あの整った凛々しい眉毛は欲しくなるかも)。

 

クリミナルマインド 以外で出演したいドラマは?

コメディーに出演してみたい。

→インタビュー中もたくさんのジョークを織り交ぜて楽しいトークをしてくれていたので、コメディーにもぴったりじゃないかなと思いました。

昔ウェスアンダーソン監督のインターンをやっていて、監督の映画の「ライフ・アクアティック」にインターン役で出演したことがあるとも言っていました。

 

とても穏やかで明るい人で、インタビューを聞いていてとても和みました。

 

みくらべる・クリミナル

8/12(日)21:00からシーズン1と9で因縁のあるエピソードが放送される予定です。

クリミナルマインドは初期のメンバーが結構残っているので、シーズン1と9でそれぞれの成長を見比べると楽しそうです(ブレイクとロッシ以外は初期からのメンバー)。

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シーズン1 この頃のリーダーはギデオン。ホッチナーが若い。

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シーズン9 色々な出来事がありホッチナーがリーダーに。

BAUのメンバーの中で一番変わった(見た目も内面も)のはリードじゃないかなと思います。

リードは初めの方はちょっとオタクっぽい印象だったけれど、色々な経験をしてだんだんタフでカッコよくなっています。

 

最後に

マシューはインタビューの最後に「日本でたくさんのインスピレーションをもらえたので番組を通してお返ししたい」と言っていました。どんな形で反映されるのか楽しみです!

インタビューの配信は2018/9/30までです。

Cold Case日本版が始まります

いつもより早く起きたのでベランダの植物の水やりのついでに打ち水をしたら、ほんの1時間で地面がカラカラになりました...今日も暑くなりそう...

 

先週BSの放送局Dlifeで放送が始まったコールドケース日本版の紹介をします。

コールドケース日本版はアメリカで2003-2010年に放送されたColdCaseのリメイクです。

 

Cold Caseとは

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フィラデルフィア警察女性刑事リリーラッシュを中心とした殺人課の刑事たちが迷宮入りした事件を解決する1話完結のドラマです。様々な理由で事件当時は得られなかった証言や証拠を元に事件を調査していきます。

各エピソードで事件当時流行っていた音楽が使われていて、その時代の雰囲気や音楽も楽しめます。

 

コールドケース日本版

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コールドケース日本版はwowow25周年を記念して2016年に放送された全10話のドラマで、今年の10月からシーズン2の放送も決まっているそうです。

吉田羊演じる神奈川県警の捜査一課の女性刑事、石川百合と仲間たちが未解決事件に挑みます。三浦友和さんなど豪華な俳優さんが出演しています。

4KシネマカメラのパイオニアRED社のWeapon(製品名がすごい...)を使い、全エピソード4Kで撮影し映像にもこだわっています。

 

1話目を見た感想

オリジナルの雰囲気が好きだったので、あまり期待はしなかったのですが、当時流行っていた音楽、過去と現実のフラッシュバック、ちょっと青みがかった色味など原作の雰囲気や構成をとても大切にして作られていて、日本版もいいなと思いました。

各エピソードはオリジナルの元ネタから取られているようなで、オリジナルのエピソードと見比べるのも楽しそうです。

各エピソードのオリジナルがまとめられている記事がありました。シーズンをまたいで選ばれているようです(まとめた方がすごい...)。

matome.naver.jp

残念ながらオリジナルのドラマは音楽の著作権の関係でDVD化されていないので、テレビや動画配信などで見るしかなさそうです。

 

1話完結なので、シーズンの途中から見てもすぐにコールドケースの世界に入っていけるような内容になっています。面白そうだなと思った方はぜひご覧ください。

 

放送(2018/8/6時点)

コールドケース日本版 Dlifeで月曜21:00〜

ColdCase(original) シーズン2 BSフジ 月曜23:00〜

ColdCase(original) シーズン7 Gyao!

 

レトロボタニカルながま口チャームを作りました

夏は編み物をお休みして刺繍をしていることが多いです。

 

手芸屋さんで小さながま口のキットを見つけて、作ってみたくなりました(オカダヤで見つけました)。

この図案はmutsumi UFJ さんのデザインで、シンプルでシックな作風の作家さんです。

10月から札幌で刺繍の講座を開かれるそうです。近くに住んでいたら通いたかったな。

 

作り方

布に刺繍をして、がま口に仕上げます。

  1. 図案をうつす
  2. 刺繍する
  3. 布をカットする
  4. 表布と裏布を縫い合わせる
  5. がま口を接着する
  6. タッセルを作る
  7. タッセルと革紐をチャームにつける

 

材料と準備するもの

以下はキットの材料です。

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キットに入っている材料

 

自分で用意するものは以下の道具です。

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自分で揃える道具

 

針は使う糸の本数に合わせて使い分けた方が良さそうです。細かい刺繍をする時は細い針は刺しやすいので、基本的に細い糸を使い、糸の本数が多い時(4本どりの時など)は太めの針を使いました。

 

 図案をうつす

図案を表布にうつします。水で落ちる刺繍用のチャコペーパーを使いました。

刺繍をしているときに図案に指が触れて印が薄くなることも考えて、少し濃いめにうつしたほうがよさそうです。

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ちょっと薄かったと後で思いました

刺繍する

輪郭、花や葉の模様、フレンチノットステッチの順番で刺繍していきます。

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輪郭を刺繍した後に模様を入れるので、輪郭が隠れないように注意しました。

 

布をカットする

表布と裏布をカットします。

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裏布(左)と表布(右)をカットしたところ

 

表布と裏布を縫い合わせる

表布と裏布を中表にして一部縫い合わせてから表に返し、金具が付く位置に紙ひもを縫い合わせます。

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紙ひもを縫い合わせたところ

 

がま口を接着する

金具の隙間にボンドを塗り本体を接着します。布にも使える速乾性のボンドを使いました。

 

タッセルを作る

タッセル用の糸6本を使ってタッセルを作ります。初タッセルです!

よく分からないけどとりあえず作れたと言う感じ(はじめてなので出来はイマイチ)。

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6本の糸を1/6に折ってタッセルを作る


タッセルと革紐をチャームにつける

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タッセルと革紐をチャームに付ければ完成

 作った感想

刺繍はサクサクできました。

がま口は初めてだったので、紙ひもと布を綺麗に隙間にはめ込めるか心配でしたが、紙ひもをあらかじめ縫って固定していたので思っていたよりも接着しやすかったです。

 

できあがったチャームは小銭を入れてカバンにつけました。

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革の鞄とよく合いました

そろそろ通信講座の課題も始めないと...