11/2-4に開催された文化服装学院の文化祭に行ってきました。
文化服装学院は新宿駅南口を出て西新宿方面へまっすぐ歩いて10分ほどの場所にあります。
文化祭に行くのは大学以来です。
入り口には、屋台が並んでいて文化祭に来たなという感じがしました。
I部ファッションショー
ちょうどI部のファッションショーが始まるところだったので見てきました。
受付で見たい時間のファッションショーのチケットを受け取ります。
会場は満席で立ち見も出るほどでした。
ファッションショーでは生地を提供してくれるメーカーにあったテーマを学生が考え、毎年決めているそう。
今年のテーマは「@?」で8つのシーンから構成されています。
えん 縁に結ばれた神々の宴
神秘的な美しさに惹きこまれました。
#GEEK -マニアたちの追求-
現代的で知的な印象の衣装です。
HENGE 迷い込む 絡まり合う糸
私が素敵だなと思った衣装です。ニットでできているそう 。
But(ad)Feminist 自らを守り戦い抜く女性たち
戦闘服をモチーフにしていますが、優しさも感じます。
Botanical 日常に潜む植物の侵略
衣装に植物が巻き付き侵略を表現しています。渋谷で見かけそうなカワイイ衣装。
いろあせて
蝶のような形や球体など洋服の形にとらわれないユニークな衣装でした。
現(うつつ)
風船のようなふわっとしたスカートが印象的でした。
Famiglia 格式と誇りを胸に
男性だけで構成されたグループ。照明もマッチしていて格好良かったです。
ファッションショーはフラッシュを焚かなければ、写真・動画撮影が可能です。
洋服を作る技術だけではなく、芸術やメッセージ性を感じるショーでした。
このショーにために全コースの生徒さんがデザイン画を描き、その中から衣装を決め、モデルを選び、モデルさんの体型をもとに衣装を仕上げ、メイクや照明、映像まで作り上げています。
学んでいるコースの枠を超えて一つのイベントを作り上げるのはすごいなと思いました。会社では部署の壁があったりするので、余計にすごいなと思ってしまった...
ファッションショーのチケットの受付をした時にいただいたパンフレットは、今回のショーの8つのテーマのデザイン画が描かれた来年のカレンダーになっています。
通信教育コンクール
通信講座の展示も忘れずに見てきました!
各コースで紳士服、コスチュームなどいろいろ展示してありました。
バレエの衣装を作られていた方の作品が美しかった(写真を撮らせてもらえばよかった...)。
服装コースは修了課題の展示で、ジャケットとスカートのセットやコート(冬物から春秋用)など自由に作られていて、修了課題は何にしようか考えるのが楽しみになりました。
ブルックスブラザーズ展
ちょうどジャケットとコートを作っているので、博物館のブルックスブラザーズ展も見学してきました。受講証を提示すると無料で見ることができます。
ブルックスブラザーズはアメリカで最も歴史のあるブランドです。
リンカーンからトランプ大統領までアメリカのほとんどの大統領のスーツを作っていたり、最近ではサッカーチームのインテルや野球の侍ジャパンのスーツなども作製しています。
女性用のコートやジャケットなどもあり素敵だったので写真を撮らせてもらいました(ここもフラッシュを使わなければ写真撮影はOK)。
そのほかにも日頃の研究内容などの展示もたくさんあり、もっとじっくり見たかったですが人の多さと学校の広さに疲れてしまったので、ここまでで帰ることにしました。もう少し体力があったらな...
また機会があったら来年も行ってみたいです。