鉄道の旅をしに、鳥取に行きました。若桜鉄道と国鉄時代の電車が今も走る山陰本線、今年の4月から運行開始した新型やくもに乗ろうと思います。
今日は若桜鉄道の旅。飛行機で羽田から鳥取に向かいます。
鳥取駅の観光案内所で購入したのは「鳥取藩乗放題手形」です。鳥取県内のバスと若桜鉄道が1800円で3日間乗り放題、各施設も割引になるお得なフリーパスです。
旅のお供は「鳥取駅旅」です。駅を予習しながら向かいます。
はじめに降りたのは徳丸駅です。
水戸岡鋭治さんがデザイン監修した駅です。両側を田んぼに囲まれて開放感があります。
徳丸どんどと橋を渡る列車を見に行きます。徳丸どんどは八東川の中流部に広がる滝のことです。この滝と若桜鉄道を一緒に見ることができる鉄道スポットです。
徳丸どんどへは田んぼを横切って行きます。田んぼは猪や鹿などが侵入しないように柵で囲われているので、柵の入り口を出入りする時はしっかり戸を閉めてお邪魔します。迷子になり一本電車を逃してしまいましたが、もう一本を撮影することができました。妹はかわいいと喜んでいたので鉄道旅は成功かな。
次の電車が来るまで駅の近くにある道の駅はっとうで休憩します。この辺りはフルーツ農園が多く、この時期はスイカや桃が旬を迎えてたくさん並んでいました。
道の駅はっとう近くのマンホール。マンホールでどんな地域なのかが一目でわかるのが面白いです。
若桜鉄道の終点若桜駅の近くで木工をされている「汐や」さんのひねりこまが目に止まりました。
指で持つ部分が細長く魚釣りのウキのような形をしています。形が美しく、長くコマが回り続けます(手のひらの上でもまわります)。コマで遊ぶのは小学生以来ですが、コマが回っている様子を眺めると心が落ち着きます。コマの魅力を再発見しました。ポケットに忍ばせて持ち歩きたいです。
ちょっと早めに到着すると鳥取方向に向かう電車がやってきました。
SUZUKIのバイク隼のラッピング電車です。今回は降りませんでしたが、若桜鉄道には隼という駅があり、隼に乗ってツーリングで立ち寄る方がたくさんいらっしゃるそうです。先ほどの道の駅はっとうの駅長さんもこの隼駅での集いがきっかけで鳥取に移住し、道の駅の駅長さんになられたそうです。
八頭号で若桜駅に向かいます。
こちらも水戸岡鋭治さんデザインの電車です。木が多く使われていてホッとする内装です。昭和号、八頭号、若桜号と3種類の車両があり、それぞれ内装も違うようです。全部乗ってみたくなります。
若桜駅に来たのはこれで2回目。前回来た時から内装が変わっていました。
国の有形文化財に登録されている木造の駅舎の中は懐かしさも残しつつ綺麗に改装されていました。
駅舎内も見学しました。蒸気機関車、ディーゼル機関車などが展示されています(試運転もできるそうです)。
鳥取駅に戻るまでに若桜駅周辺の蔵通りも散策しました。
各お家の軒下にはよく果物などが入ったダンボールをまとめているPPバンドで作った飾り物が飾られていました。
若桜駅のマンホールは雪の結晶と雪に覆われた山、鯉と桜の風景。
若桜は4月頃まで雪が残る雪深いところですが、春になると駅舎は桜で満開になります。夏の時期も山の緑や青空が綺麗で季節ごとに訪ねたくなります。
鳥取駅に着くと国鉄時代の電車キハ40系が3つ並んでいてラッキーでした。
鳥取駅は電線がなく空が広く感じます。
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きょうの日程表(2024/7/25)
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7:00-8:15 羽田→鳥取(飛行機)
8:25-8:45 鳥取空港→鳥取駅(日の丸交通リムジンバス)
- 鳥取藩乗放題手形を購入
- すなばコーヒーでモーニング
10:05-10:51 鳥取→徳丸(日本交通 若桜線)
- 徳丸どんどで電車を見る(11:30頃)
- 道の駅はっとうで休憩
13:35-13:55 徳丸→若桜駅 (若桜鉄道)
- 道の駅若桜でランチ&若桜駅見学&街歩き(蔵通り)
16:12-17:17 若桜→鳥取(若桜鉄道〜因美線)
- 夕食(村尾)&鳥取駅周辺街歩き