今日は縫製です。
以下の手順で縫製していきます。
- 1.前身頃と脇見頃の縫い合わせ
- 2.前後身頃の縫い合わせと、裏衿の取り付け
- 3.裏地の縫い合わせと、表衿の取り付け
- 4.表と裏地の縫い合わせ
- 5.袖の作成
- 6.袖の取り付け
- 7.仕上げ、ボタンの取り付け
1.前身頃と脇見頃の縫い合わせ
前身頃の伸び止めと補強を行い、ダーツ、ウエストラインの順に縫い合わせポケットをつけます。
2.前後身頃の縫い合わせと、裏衿の取り付け
パネルライン、肩、裏衿の順に縫い合わせます。
3.裏地の縫い合わせと、表衿の取り付け
裏地のパネルラインの縫い合わせ、見返しの取り付け、肩の縫い合わせ、表衿の順に縫います。
4.表と裏地の縫い合わせ
表と裏地を中表に合わせ、縫い合わせ、表が外になるように裏返し、縁をステッチします。
腕がまだないですが、だいぶジャケットらしくなってきました。
5.袖の作成
表の袖、裏の袖を作り、腕ぐりをしつけ糸でぐし縫いし、いせを作ります。
6.袖の取り付け
袖を取り付け、肩パッドも入れます。
今回は採点のために左側の袖や腕の裾は縫いません。
ほとんどジャケットの形が出来上がりました。
7.仕上げ、ボタンの取り付け
ボタンホールを作り、ボタンの取り付けをして、裾の始末をして完成です。
総裏仕立てのジャケットです。
9月ごろから始めて約3ヶ月ほどで完成しました。
ジャケットはたくさん工程があり、本当に教科書を読んだだけで作れるのか自信がなかったので、なんとか完成してほっとしました。
難しかったのはジャケットの襟の部分の縫い合わせで、3つの布が重なるところを綺麗に縫い合わせるのに苦労しました。腕回りのいせも、形に気をつけながら縫うのが難しかったです。
もっと綺麗に作れるようにリベンジしたいです。
ギリギリでしたが、年内に完成できてよかったです。
残りは最後の卒業課題です。来年の前半の完成を目指します。
今日は大晦日。良いお年をお迎えください。