前回作成した作図をもとに、試作を作り試着して補正する部分がないかを確認します。
以下は試作の手順です。
ファーストパターンメーキング
添削していただいた作図をもとにファーストパターンメーキングをします。
つなぎ目の修正
作図の腕まわり、脇などを繋げて、つなぎ目が自然な線になるようにパターンを修正します。
合い印をつける
生地と生地がつながる部分に合印をいくつかつけます。
縫い代
修正する可能性を考えて少し多めにとっておきます。
トワル作成
パターンを写す
修正したパターンをシーチキングに写し取ります。
シーチングはリネンの薄い生地です。
あとで補正するかもしれないので、生地を少し多めに残して裁断します。
接着芯をつける
シーチングは薄い生地なので、形を保つため、前身頃、後ろ身頃の腕回り、衿に接着芯を貼ります。
生地を縫う
生地を縫います。身頃、腕、ポケットの順に塗っていきます。
補正
試着し、デザイン画のイメージとあっているか、運動量は適切かなどをチェックして補正が必要な場合は、パターン修正します。
あとでもうすぐ胸のダーツを閉じないといけないのを忘れていたのに気づきました。
トワルで気づいてよかった...
ファーストパターンメーキングはここまでです。
トワルまで作るとちょっと形になってきたという感じがします。
次は製図にすすみます。