最初に原型について勉強してみました。
原型は立体裁断という、モデルに実際に布を当てながら形状を決めていく方法です。
人形と人間の体型は異なるので、立体裁断で作るものに合わせた方が作りやすいそうです。
立体裁断は初めてなのでできるかな...
立体裁断用のボディについて
作るのはネオブライスの原型です。
本の中でボディは人形の頭がない方が作業しやすいと書いてあったので、型紙作り用に胴体だけをフリマで購入しました。ブライス自体は定価で2万円近くするのですが、胴体だけなら千円程度でほぼ新品のきれいなものが手に入りました。
型紙作り用の胴体なので傷など気にすることなく使えます。
用意するもの
以下のものが必要です。
- 包帯
- 黒のマスキングテープ(細めが良い)
- キッチンペーパー
- まち針
- ハサミ
そのほかに縮尺定規があると、首まわり、袖周りが描きやすいです。
ボディに包帯を巻く
最初にボディに包帯を巻きます。
包帯を巻くのは
- ゆとり分を作れる
- 原型作成時にまち針を打てる
- ボディに傷が付くのを防ぐ
という理由からです。
包帯は伸び縮みして緩みやすいので、きつく巻きます。
ラインを引く
バスト、ウエスト、首まわり、肩、腕まわり、脇にマスキングテープでラインを引きます。
脇は、ここに縫い目が来たら美しいと思うポイントを自分で決めます。
原型を書く
ラインを引いたボディの上にキッチンペーパーを当てると、先ほど引いたラインが透けて見えるのでなぞります。
体にフィットするようになぞっていくと、余分な部分が出てくるのでそこはダーツで調整します。
後ろ身頃、前身頃の順に作りました。
方眼紙に原型を書き写せば完成です。
トワルを作る
完成した原型で、トワルを作りました。
原型を作った感想
型紙の教科書の説明がとても細やかで分かりやすいので、立体裁断は思っていたよりスムーズにできました。
包帯がずれないように、きつめに包帯を巻くことが重要だなと思いました。
原型の勉強はここまでです。
次は袖について勉強します。