器に興味を持ちはじめて、使い方について詳しく知りたいと思い、「もっとうつわを楽しむ 200点のうつわで見る「選ぶ・使う」のヒント集」を読みました。
この本は中目黒にある器と道具のお店SML監修の本です。
一言でこの本を説明すると、器の入門書兼図鑑。
器に関する用語集、器の選び方、コーディネート、しまいかたまで紹介されています。
「この器、素敵なんだけど、どうやって普段の生活に取り入れられるんだろう。」
「もう少し統一感を持たせてうつわを揃えてみたい。」
といった器に関するいろいろな疑問に答えてくれます。
下の写真は中井窯の染め分けの器の使い方の例です。
この本で私がこんな使い方もあるのか!と思ったのはぐい呑の使い方。
この本ではおつまみを入れる小鉢として使っていました。
とてもしっくり馴染んでいます。
そのほかにもアウトドアでうつわを使ったり、植物の器として使った提案もありました。
別の用途で使うということを考えたことがなかったので、カルチャーショックでしたがもっと自由に使っていいんだと嬉しくなりました。
私も家にあるうつわを別の用途で使ってみることにしました。
これは高校生の時に益子の合宿で作った湯飲み茶碗です(先生が兼任されていたので、美術、写真、陶芸部を掛け持ちしていました)。
ずっとしまっていたけれど、この本を読んで思い出し引っ張り出してきました。
これを小鉢として使ってみました。
こちらは5年くらい前に島根にあるかんべの里で作った湯呑みとそば猪口。
私は電動ロクロで形を作っただけですが、当時の先生がとても素敵に色をつけてくださいました。
そば猪口は多肉植物の入れ物にしようとふと思いつきました。
結構土が硬くなっていて植え替えの時に根っこが取れてしまった...
大丈夫かな...
うつわを使うヒントを教えてもらえたのでこれからもいろいろ使ってみたいと思います。