思いついたときに書く日記

ふと思ったことや趣味のことを気ままに書いています

無自性の精神

週末に出西窯の創始者の一人の多々納弘光さんのインタビューの再放送がありました。

毎日使われているものにこそ美しさがあるという民藝の考え方に共感し、実用の器を作り続けている窯元です。

スタンダードとして作られている器は長い間の研究や訓練が積み重ねられたものですが、その結果もおかげさまであって個人の成果ではないという姿勢※に、目が覚めるようなそして少し心が軽くなったような気持ちになりました。※出西窯の器には基本的にどこの窯で作られたとか誰が作ったという印がありません。

親しみやすく毎日使っている器ですが、大切なことも思い起こさせてくれるような気がします。

f:id:i_knit_you_purl:20220213195140j:image