次の日は和紙明かりを作りに由良宿にある遊楽隣(ゆらりん)工房に行きました。
今回は母の友人にプレゼントするための明かり作りと、家でじっくり作るためのフレームをいくつか買いに来ました。
ゆらりん工房は中学校の先生をしていた進木先生が、定年後に開いた和紙明かりの工房です。
プロの方の和紙明かりを見て、自分も作ってみようと始められたそうです。
カズラのツタと因州和紙や布で作られる和紙明かりは、懐かしい切り絵のような雰囲気です。
この和紙明かりは鳥取の各地に広まっていて、三朝温泉や倉吉、大山のお寺などでも見ることができます。
明かり作りは小さなランプなら2〜3時間程度で作れます。
作りたいフレームと、フレームを覆う和紙を選び、フレームを覆う型を作成して、切り取り、ボンドで貼り付けると完成します。
少し膨らみを持たせて貼り付けるのがポイントです。
作った明かりの写真を撮り忘れてしまいましたが、先生がFacebookにアップしてくださっていました。
この日は香川から来られた方が旅館で飾られていた和紙明かりを見て体験に来られていました。
先生は去年の年末体調を崩されて、一時期工房をお休みしていましたが、回復して今は9月の展示に向けて作品作りをされていました。「年寄りだからちょっと地味だけど...」と言われていたけれど、絣を組み合わせたランプシェードがシックで素敵でした。
先生のおすすめでお昼は610キッチンでランチにしました。
ちょっと見つけづらい場所にありますが、ゆらりん工房から車で5分ほどの場所にある、元縫製工場を改装した広々としたカフェです。
子どもが遊ぶスペースやトイレが子どものいる方に優しい作りになっています。
田舎で食べるサラダはなぜか美味しい。
このカフェにも先生の作品が飾ってありました。
おまけ
工房の中でマンホールを見つけました。
この後、もう一つ行きたかった場所、青山剛昌ふるさと館に行きます。