最近見た海外ドラマの感想です。
今回見たのは「Drop Dead Diva」です。 2009〜2014年にアメリカで放送された1話完結のコメディー・リーガルドラマです。全6シーズン(1シーズン13話程度)。
2ヶ月くらいかけて全部見ました。
日本語タイトルの「私はラブ・リーガル」の方が馴染みがあるかもしれません。
ときどきドラマや映画で原題と日本語タイトルが全然違うものがありますが、このドラマもその一つかもしれません。私は日本語タイトルもドラマの雰囲気をよく表していていいんじゃないかなと思います。
あらすじ
主人公はデビー。モデルの卵で、フィアンセで弁護士のグレイソンと暮らしています。結婚直前の幸せな毎日を過ごしていましたが、ある日デビーは仕事に向かう途中交通事故に遭い亡くなります。
もう一人の主人はジェーン。弁護士事務所に勤めている弁護士です。やり手の弁護士ですが、大柄な体型でオシャレにはあまり関心がなく、外交的ではありません。デビーが交通事故に遭った同じ時刻にジェーンも事務所で事件に遭います。
事故に遭ったデビーが眼を覚ますとそこは天国に通じる門でした。
門番のフレッドとやりとりをしている途中、地上に戻りたいデビーはリセットボタンを押し、地上に戻ります。
しかし戻ったのは自分の体にではなく、体格も性格も正反対の弁護士ジェーンの体に戻って(?)しまったのでした。
デビーだった頃の親友ステイシーや、守護天使となったフレッドの協力を得て、戸惑いながらもジェーンとしての人生を歩んでいきます。
感想
私がこのドラマで好きなポイントは3つあります。
Point1:登場人物の明るさ
私がこのドラマで一番好きなところは、登場人物のキャラクターです。
主人公ジェーンやステイシー、テリーなどの登場人物の明るく素直なところがなんともいいです。
誤解や意見の違いで相手と少し嫌な雰囲気になっても素直に気持ちを伝え合える関係や、大変な事があっても「元気を出そうよ!」と明るく励まし合える関係が安心して見ていられます。
実際はそんなにうまく行くことはないと思うけれど、仕事から疲れて帰ってきた時に見るドラマとしてとてもちょうどいいのです。
Point2:ジェーン(デビー)とグレイソンの関係
1話完結のドラマではあるのですが、7つのシーズンで一貫しているのはジェーン(デビー)とグレイソンの関係性。
体はジェーンでも中身はデビーなので、ジェーンはグレイソンの事が気になってしまいます。
身分は明かせなくてもジェーンにデビーの一面が時々見えてしまうのでグレイソンも惹かれ始めます。
お互い惹かれ合っているなら、恋人になったらいいのに!と思いますが、すれ違いが多く、二人はどうなってしまうのか先が気になります。
Point3:ユニークな訴訟
離婚、傷害事件などのよくありそうな裁判から、ペットの親権争いや、自分の冷凍保存に関する裁判などこんなことも裁判になるの!?と驚くような案件が毎回登場するのも面白いポイントです。
私が驚いたのはただの親権争いと思いきや、飼っているペットの親権争いだったというエピソード。ペットがどちらと暮らしたいと思っているのかを証明することはできるのか...もしそういう裁判が実際にあったら依頼された弁護士さんはどう切り出していくのか(大変だろうな)と思います。
SUITSのように難しい専門用語が飛び交うドラマではないので、法律を知らなくても見やすいドラマだと思います。
何か気分転換に明るく楽しいドラマを見たい方にオススメのドラマです。
1話完結なので途中からでも楽しめます。
私はラブリーガルを見るには...(2018/11/26時点)
Dlifeでちょうどファイナルシーズンが放送されています(毎週火曜21時)。
huluなら全シーズンの視聴ができます。