思いついたときに書く日記

ふと思ったことや趣味のことを気ままに書いています

ミシンを探す話 その6

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ミシンを探す話の最終回です。

前回はJUKIのSL-700EXが届き、設置しました。

今日はオカダヤで受けた1回目の無料講習の話です。

講習の内容は以下の通りです。

 

ミシンの機能の説明

糸調子、抑え圧、各種ボタンの説明など一通り教えていただきました。

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縫い目の長さ調整ダイヤル

縫い目の長さは普通の生地なら2~2.5くらい。試し縫いをして微調整します。

スピードコントロールつまみ

目一杯踏み込んだ時のスピードをコントロールできます。ゆっくりにしておけば、間違って踏み込んでも設定以上のスピードで進むことはありません。

自動糸切りスイッチ

ボタンを押せば自動で糸切りをしてくれます。フットコントローラーでも自動糸切りができます。

上下スイッチ

ボタンを一回押すと、針が上または下に動きます。針を半針だけ進ませたい時や、下糸を通す時などに使います。

返し縫いレバー

このレバーを引きながらフットコントローラーを踏み込むと、返し縫いできます。

ドロップフィールドつまみ

革製品など、送り歯を出していると生地に傷がついてしまうものについては、ドロップフィールドつまみで送り歯を上げ下げして、布に合わせた調整をします。

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抑え圧調整ダイヤルと表示

普通の生地を縫うときはとくに調整する必要はありません。

キルトを縫うときなど、少し抑えを浮かせて縫う必要がある時などに調整します。

調整結果は抑え圧表示に表示されます。写真だとわかりにくいですが、緑の色が付いている部分(写真だと「ふつう」のあたり)が今設定している抑え圧です。

 

下糸の設定

下糸の巻き方、ボビンの設置の仕方を教えていただきました。

糸の設置

糸のプラスチックの縁に切れ目がある場合、切れ目を下にして設置します。

そうしないと引っかかってしまうためです。当たり前のことだったかもしれないけれど、今まで何も考えずに設置していたので、勉強になりました。

下糸を巻く

ボビンの内側から糸を通します。

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通した糸をピンと張った状態でフットコントローラーを踏み込み、下糸を巻きます。

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ある程度巻いたら一度ミシンを止めて、手で持っていた糸を短くカットし、最後まで下糸を巻きます。

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ボビンケースにセットします。

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ボビンケースのつまみを引き出すとボビンが固定されます。逆さにしてもボビンは落ちてきません。

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つまみを引き出したまま、つまみが向こう側になるように向けて釜に差し込みます。

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グッと奥まで押し込んで、つまみを元に戻すとセット完了です。

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ボビンを横向きにセットするところが、家庭用ミシンと少し違っていました。

蓋は元に戻します。

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上糸の設定

はじめにサブテンションつまみ付近の穴に糸を巻きつけるように通します。

普通の糸の時は真ん中の穴は飛ばしますが、強い糸の場合は真ん中の穴にも糸を通します。

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糸調子皿の間に糸を通し、太糸用案内、糸調子ダイヤル、天秤の順に糸をかけていきます。

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針棒糸かけに糸をかけます。

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糸は左から右に向かって通します。視力が悪いのでちょっと手こずりますが、手縫いの針の穴よりは大きいのでなんとか糸通しがなくても通せます。

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軽く上糸を張ったまま、針上下ボタンを2回押すか、はずみ車を回します。

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下糸が出てきます。

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二つの糸を後ろに揃えて出して設定完了です!

家庭用ミシンの糸のかけ方とほとんど同じ要領で、思っていたよりも難しくありませんでした。

 

縫い方

ミシンコーナにある色々な素材を使って直線縫い、返し縫い、糸切り、コーナーでの方向の切り替えなどいろいろな縫い方を試してみました。

直線縫い

家庭用ミシンと同じ要領で、まっすぐ縫うだけです。

コートなど分厚い布が4枚くらい重なっていてもスムーズに縫えて職業用ミシンのパワーを実感します。

返し縫い

返し縫いレバーを引き、ペダルを踏むと返し縫いをします。速さはフットコントローラーで制御します。

自動糸切り

自動糸切りは切りたいところでピンポイントに切れるのでとても便利です。

フットコントローラーで間違えて糸切りではない方を踏んでしまうのがちょっと怖かったので、手元のボタンで切ってしまうことが多かったです。フットコントローラーでの操作にもだんだん慣れていきたいです。

コーナーでの方向の切り替え

糸が下の位置で止まるので、方向を変えるときも位置がずれる心配がありません。

 

30分ほど練習しました。2回目の講習はしばらく色々使って、わからなかったところをピックアップしてから講習を受けたいと思います。

 

ミシンを探す話はこれでおしまいです。

 

使い方が大体わかったので早速トートバッグを縫ってみることにしました。

トートバッグ作りについては次の記事で書こうと思います。