東北で地震があってから自分で非常用持ち出し袋を作っていましたが、最近災害のニュースで起きた事例を見ると、自分の作っている持出袋では不十分と思い始めたので、防災セットを購入しました。
私が購入したのはヒカリネットさんで販売されている、福島県で被災された方の声から考案されたセットです。
防災セットの内容
大きく分けて照明・情報、避難中の身を守るもの、食料、防寒、衛生用品、緊急排泄の項目の計36点の必需品がリュックに入っています。
その中で自分では気づかなかったけれど、重要と思ったものをいくつか紹介します。
- 乾電池の充電機
手回しの充電器は持っていましたが、乾電池の充電器なら移動中など回す時間がない時や、寝ている時などに充電できます。
- エアーマット
避難先で眠る時に、底冷えの影響を受けにくいし、体も痛くなりにくいです。
自分では気づけない細かい部分に配慮されたセットでした。
さらに自分で用意したもの
防災セット以外でさらに自分で用意したものもあります。
- ヘッドライト
長い距離を歩く時や両手を使いたい時にヘッドライトがあると便利です。
- ソール入り災害対応シューズ
ガラスなど鋭いものが落ちている場所を歩く可能性もあるので、釘踏み抜き防止のソールが入っている災害対応シューズも持っています。
- 水で洗い流す必要のないシャンプー
避難所などでなかなかお風呂に入れなかった場合、水で流す必要のないシャンプーがあれば、少しは快適に過ごせるのかなと思いました。体を拭く用のウエットティッシュも用意しました。
- 衣類
下着や上着、タオルなど3日分用意しました。今日着るもの、洗っているもの、予備があると気持ち的に楽かなと思いました。
今は夏服が入っていますが、洋服は季節によって入れ替えようと思います。
- 時計
ソーラー充電の時計をいつも身につけるようにしています。
- 筆記用具
自分の無事や、伝言などを書く時のために持っています。
荷物の詰め方
非常用持出袋が届いたのでこれで大丈夫と一瞬安心しましたが、一応中身を確認しました。
すぐに使えるように、使い方の説明が書いてあるもの以外は箱や袋から出して、すぐに取り出したいものが取り出しやすいように荷物を詰めなおしました。
さらに自分で揃えたものも合わせると荷物が防災リュック一つでは収まらないことに気づきました。
荷物の詰め方を検索していると以下のような記事を見つけました。
この記事によると、防災セットは2種類に分けられ、命を守るための最低限の必需品をまとめた「非常用持ち出し袋」と、避難所での生活を送るための「インフラ代替セット」に分けられるようです。
この記事に基づいて、非常用持ち出し袋はリュックに、インフラ代替セットは別のカバンに収めました。インフラ用のカバンは私が学生の時に使っていたものを引っ張り出してきました(取っておいてよかった...)。
旅行や出張に行く時の荷物に近いところがあるとちょっと思いました。
防災セットを買ったのでいくつかアイテムがダブってしまいましたが、それで会社用の持出袋も作りました。
これを使う日が来ることがないことを願いますが、いざという時の備えはとりあえずできたかなと思います。