二十四の瞳映画村の話です。
オリーブ公園から映画村まで
小豆島オリーブ公園から映画村に向かいます。
海を見ながら自転車で走るととても気持ちがいいです。
途中で醤(ひしお)の里という、醤油などの塩蔵品を作る工場が集まっているエリアを通ります。
醤油の良い香りが漂っていました。
このあと行くヤマロク醤油が楽しみになりました。
醤の里を通り過ぎ、坂出港手前で曲がらなければ行けなかったのですが、直進してしまい、星屑の実験学校あたりで道を間違えたことに気づき、引き返します。
さらに海岸沿いを数km進むと二十四の瞳映画村に到着しました。
二十四の瞳について
「二十四の瞳」は瀬戸内海のある小学校に赴任した女教師と12人の子どもたちとのふれあいから戦争が一般の人に及ぼした影響を描いた壺井栄の小説です。
映画村では映画のロケセットなどが展示されています。
若い人やお年寄まで幅広い世代の人が訪れていて海外の人(中国や韓国から来ている人)も結構いました。施設のスタッフも英語が話せる方がいて、案内も複数の外国語に対応していました。
岬の素麺屋
映画村についたのがちょうどお昼頃だったので、岬の素麺屋でお昼にしました。
岬の素麺屋は角田光代さんの小説を映画化した、「八日目の蝉」のロケの舞台になった素麺屋さんです。
素麺は温かいものと冷たいものを選ぶことができます。
小豆島の素麺は喉越しが良く、弾力があります。
讃岐うどんも弾力があるので、この地方の特徴なのかなと思いました。
つゆは少し薄めで素麺のそのものの味も楽しめます。
母もオリーブ素麺が引き立っておいしかったと言っていました。
苗羽小学校
教室の入り口で靴を履き替えて映画のセットを見ました。
教室の構造は今とほとんど変わらないんだなと思いました。
教室の後ろには撮影のための道具が展示されていました。
写真が好きなのでフイルムの撮影機や照明などはとても興味深かったです。
大きな窓から見える海がとても綺麗でした。
教室の隣に、ここを訪れた人がメッセージを書くスペースがあります。
本棚には今までの旅の思い出が大切に保管されていました。
1時間ほど見学して、ヤマロク醤油に向かいます。