思いついたときに書く日記

ふと思ったことや趣味のことを気ままに書いています

濃い色の布に刺繍する方法

久しぶりに刺繍のポーチを作りました。

紺色の布に白一色で刺繍をしたいなと考えていて、前回(4年前)はトレーシングペーパーを使ったのですが、紺色の布にチャコペーパーの色がとても写りにくい...写したとしても、刺繍しているうちに図案が擦れて消えてしまいます(「樋口愉美子の動物刺繍」から鳥の楽園を刺繍しました - 思いついたときに書く日記)。

白いチャコペンで熱転写を試したのですが、トレーシングペーパー以上に図案が写らなかった。これ以上いい対策が思い浮かばず放ったらかしに...

今年偶然Amazonのおすすめ商品で溶ける下絵シートを見つけたのでこれならうまくいくかも?と試してみました。

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下絵シートは水に溶ける透明の柔らかいビニールシートです。

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この上に白のチャコペンで図案を写します。これは熱転写で失敗した時に使ったペンです。白いので図案がはっきり写るはず。

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ただシートが水溶性なので溶けないように素早く図案を写します。

今回も樋口愉美子さんの「季節のステッチ」の図案をポーチ用に配置してみました。

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図案ははっきり写せました!布に重ねると図案がはっきり見えるので正確に刺せるし、擦れて図案が消えることもなく、図案を写し直す手間がないのもとてもいいです。この方法のマイナス点はシートが破れることがあることです。

刺繍をした後です。

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本当に水できれいに溶けるのかと半信半疑で水につけてみると、すぐにシートが溶けていきます。


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よくすすいで乾燥させるとシートは跡形も無く溶けました。

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刺繍した布を使ってポーチを作ります。【型紙不要】マチ付きポーチ(コスメポーチ)の作り方 | nunocoto fabricを参考に作りました。

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マチが5cmあり、ハンカチやティッシュ、リップや手鏡など小物がたくさん入ります。裏地は洋服を作った時の余り布を使いました。

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濃い色の布に刺繍したい時は溶ける下絵シートは有効でした!小物入れもやっと完成できて良かったです。

mパターン研究所 フロントバックドレスを作りました(2)

家にある生地を使って洋服をちょっとづつ作っています。

今日作ったのはmパターン研究所のフロントバックドレスです。

2年前にも同じパターンでワンピースを作りましたが、今回は丈の長さを変えてトップスにしました。


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どちらを前にしても良いデザインです。

暑いので夏らしい生地を使ってみました。

染めた布を仕立てる

前回藍染した布で色々作ってみました。

小さい布は布を染めた後、刺し子をしてみました。

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図案を布のサイズに合わせて描いてピーシングペーパーに写し、布に重ねて上から刺繍していきます。

以前チャコペーパーで図案を写すと、手の摩擦で図案がだんだん薄くなってしまうことがあったので、この方法で刺し子をしてみることにしました。

刺し子を刺し終わって紙を外す作業がちょっと面倒ですが、図案が消えるということはないので良い方法でした。

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敷物にするとかわいいです。

絞り染めした布はランチョンマットがいいかなと思っていたのですが、和紙あかりの材料にもできそう。

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一番大きな布はあづま袋にました。

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5月中旬に倉敷天満屋で開催されていた第9回手づくりの会で見た、くらしのギャラリーさんのアレンジがとても素敵でした。ちょこんと両サイドに角袋の端が見えるのが良いです。

https://www.instagram.com/p/CO9DjXWM2jd/?utm_medium=copy_link

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私もいかごを持っていたのでやってみたい!と思い、サイズを測って作ってみました。

カゴにセットするとこんな感じです。

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おでかけに持っていけそう!

 

初めての藍染とても楽しかったです。家族や友達と一緒にやっても面白いかも。

また集まれるようになったらみんなでわいわい作りたいです。

藍染してみました

以前倉敷に旅行した時に購入した、藍染のコースターをランプの下敷きにして窓辺に飾っていたところ、西日でいつのまにか褪色してしまいました。真っ青のコースターがこんな色に...😭

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とても気に入っていたので染め直すことにしました。

 

藍染に使ったのはSEIWAの藍染キットです。

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染められる素材は綿、麻、シルク、レーヨンです。化学繊維は染まりにくいそうなので、染める前に素材の確認が必要です。洋服の素材は染められる素材でも、縫製の糸が化学繊維だと糸の部分だけ染まりにくいということもあるみたいです。

キットに含まれているのは紺屋藍、藍溶解剤、藍色止め剤、ゴム手袋、マニュアルです。

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ゴム手袋は破れたり、汚れを防ぐのに作業毎に変えたいなどがあるので、予備があったほうがいいです(私は3回取り替えました)。

自分で揃えるものは、バケツ(6-7L程度のもの)2つ、新聞紙、菜箸、エプロンです。

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藍染液が付くとなかなか取れないので、洋服は汚れても良いもの、エプロンは長袖(割烹着みたいなもの)がいいと思います。

藍染液を混ぜる時に使う菜箸は、使い捨てできるものを使います。

部屋が汚れてしまうのが心配な(新聞だけでは心許ない)方はレジャーシートを床に敷いておくとさらに安心です。

 

コースターだけではもったいないので、他にもいくつか染めてみることにしました。

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通信講座を勉強していた頃に使っていたシーチング生地やバッグを作るのに使った麻布のハギレを、藍染してランチョンマットや、コースターにしようと考えています。

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薄いシーチング生地はマニュアルに載っている染め方の手法を参考にして、折り絞り、巻き上げ絞り、根巻き絞りを作ってみました。輪ゴムで縛っています。

巻き上げ絞りは割り箸を芯にするのですが、手持ちがなかったので綿棒で代用しました。

 

藍染液と濯ぐための水を用意します。

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藍染液は匂いがきつい(硫黄のような匂い)ので換気扇を回して作業します。

 

染める布は水に10分ほどつけておきます。

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ここからは時間との勝負なので写真が撮れなかったのですが、布に均等に藍染液が浸透するようによく揉みながら3分ほど藍染液につけます。

染めた布を水にくぐらせて絞り、新聞紙の上に広げます。

絞り染めで布を縛った輪ゴムは外す時に勢いよく飛ぶことがあるので要注意です。縛った面を床に向けて外すといいと思います。

藍染液から引き上げた直後は緑色で、本当に染まっているのか不安になりますが、空気に触れると濃い藍色に変化します。布を広げる作業が一番楽しいです。予想以上に良い感じに染まったのもあれば、思うようにならなかったのもあります。

 

水でよくすすぎ乾燥させます。

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最後に色落ちを防ぐための処理をして乾かせば乾燥です!


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色落ちを防ぐ処理はしてありますが、ある程度は色が出てしまうので、洗濯は別でする必要があります。

色褪せたコースターは元通りに染まりました!

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今度は日陰で使います。

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他の布はこれから仕上げます(つづく)。

ベルスリーブのフレアブラウスを作ってみました

母のリクエストで、すてきにハンドメイド2021年3月号からブラウスを作ってみました。

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袖の裾に広がりのある軽やかなブラウスです。

今回作ったのはこの基本の型に衿がついたブラウス。

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スタンドカラーのデザインが気に入ったそうです。

「ナビゲーターの洋輔さんが着ていた(緑色のスタンドカラーのブラウスを着ていた)のがよかったから!」と言っていましたが、たぶん違うブラウスだと思う(たまたま似たようなデザインだったんじゃないかな)...

「マスクとおそろい ベルスリーブのフレアブラウス」 - すてきにハンドメイド - NHK

 

生地はストックしていた布から母に選んでもらいました。

以前フレアスカートを作った時に余ったふんわり透け感のあるコットン生地です。

このブラウスは柔らかい素材が合うということだったのでちょうどよかったかもしれません。

パターンを写して縫い終わったところ。

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ちょっと派手だったかも...母は着こなすことができるのでしょうか。

 

今回丁寧に作ったのは袖部分の袋縫い。

裾が広く外から見えやすい部分なので袋縫いで丁寧に縫いました。

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ロックミシンで処理するより目立ちにくいです。

薄い生地だったので袋縫いも重たくなりすぎず自然な感じでおさまりました。

 

あとはボタン付け。ボタンは以前布博で購入したCO-さんのボタンです。

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このブラウスのボタンのサイズにぴったりでした。

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ボタンホールを作ってボタンをつければ完成です。

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無地の布でブラウスを作っても素敵かも。

 

おまけでこのテキストに一緒に掲載されていた布マスクも作ってみました。

妹から花柄の布マスクをリクエストされていたので、連休中に取り掛かりました。

3枚重ねのマスクで表はリバティの余り布、裏はガーゼです。鼻の部分にはワイヤーが入っていて、顔に綺麗にフィットします。

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サイズはSMLの3つです。

作り方は簡単でサクサク作れました。

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華やかなマスクができました(ゴムはつける時に調整するので結ばずに渡します)。

mパターン研究所 ラップタイトスカートを作りました

だんだん暖かくなってくると洋服が作りたくなってきます。

mパターン研究所のラップタイトスカートを作りました。

巻きスカートのようなデザインです。

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小さい頃、タータンチェックの赤い巻きスカートをブローチで止めて履くのがお気に入りだったのを思い出します。

 

形は裾に向かって狭くなるIラインのデザインで横にコンシールファスナーがあります。

裏地もついているので安心です。

 

布はヘリンボーン柄にしました。

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前回チェック柄のスカートを作った時に柄合わせが難しいとわかったので、多少上手くできなくても目立たない細かい柄を選んでいます(汗

 

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裏のウエストはゴムで絞っています。

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明るめのカーディガンやストールに合わせるとかわいいかも。

 

明日からまたリモートワークです。

束の間の出勤だった...

ころんとかわいいちいさなてまりの会12

フェリシモのころんとかわいいちいさなてまりの会のキットを久しぶりに作ってみました。

前回作ってから1年くらい間が空いているかも。

編み物や洋服など作りたいものがたくさんあって、なかなかとりかかれていませんでした。

 

今回は「水鏡」。

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「水がありのままに物の姿を映すように、物事をよく観察してその真情を見抜き、人の模範となること。また、その人。」だという意味があるそうです。

新人さんも入ってくるこの時期に、気持ちをピシッとさせてくれる手まりでした。

 

箱がいっぱいになりました。

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手まり作りは一旦お休みです。