思いついたときに書く日記

ふと思ったことや趣味のことを気ままに書いています

今日のオリーブ-2021-10-31

久しぶりの今日のオリーブです。

今年は豊作で、実の重みで枝がちょっと重たそうにしています。

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緑だった実の色も徐々に紫色に変わっています。

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収穫したらオリーブオイルを作ってみようと計画中です。

 

今日は投票日でした。

いろいろ調べてみて、違う意見でも、その意見の背景にあるものを知ることも重要だなと感じました。

私が小学生だった頃、担任の先生がスローガンにしていた「みんな違って、みんないい」という言葉を最近よく思い出します。

対立するのではなく、お互いにそれぞれの角度からの意見を理解して良い方法を考えられる場になればいいなと願い、自分もそういう人でありたいと思った日でした。

饅頭蒸し器で蒸しパンを作りました

蒸しパンを作るときに手持ちの鍋で工夫しながら蒸していたのですが、やっぱり蒸し器があったほうが便利と思い、出西窯の饅頭蒸し器を買ってみることにしました。

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饅頭蒸し器はもともと寒い地域で使われている器で、冷めたお饅頭を入れた蒸し器をやかんや鍋の上に置き、温めて、お茶の席に出すという使い方をされていたそうです。

本来の使い方の他にも野菜を蒸したり蒸し料理もできます。

 

蒸し器といえば、それ専用の鍋を揃えたりしないといけないのかなと思っていたのですが、蒸し器だけ買えば、手持ちの鍋をそのまま使えるというのがお手軽でいいなと思い選びました。

1〜2人分の分量で作れるサイズ感も良いです。

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蒸しパンはいつものレシピで。

キッチンペーパーをカップ型に折って型にします。

鍋に蒸しパンをセットして加熱します。

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初めて使うけどうまく蒸せるかな?

 

15分ほど分蒸します。手持ちの鍋にぴったりです。

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蓋を開けるとふっくら膨らんでいました。

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美味しそう!

竹串で生地を刺してみて何もついてこなければOK!

火を止めて粗熱を取り冷やせば完成です。

 

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お茶と一緒にいただきました!

 

意外と手軽に使えたので、今度はプリンを作ってみようかな。

夏の写真展2021

日も短くなって秋を感じる日が多くなってきました。

今年の夏もどこにも出かけられなかったけれど、普段の生活で夏を感じる風景を撮っていました。

気に入ったのをいくつかご紹介しようと思って夏の写真展というタイトルにしてみました。


鮮やかな青空と力強い雲

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鮮やかな夕焼け

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麦茶を入れるパイレックスのガラスの水差し

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簾を通して机に落ちる光

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身近な風景に季節を感じるものがたくさんあるんだなと感じました。

季節ごとにこういう写真展をできたらいいなと思います(覚えていたら...)。

わかりやすい民藝

どこかに出かけた時にふと目に留まった器や道具を集めるのが好きですが、その過程で民藝という言葉を知りました。

それから民藝に関する展示や民藝館に行ってみて、なんとなく民藝ってこういうものかな?というイメージはあったのですが、この前「民芸と暮らすはずだった展」のライブ配信の話を聞いて、私が持っていたイメージとちょっと違うかもと思うところがあったので、ライブ配信でお話しされていた工藝風向の店主、高木宗雄さんの「わかりやすい民藝」という本を読んでみることにしました。

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大まかな構成は以下のような感じなのかなと思います。

  • 民藝ができた背景
  • 民藝とロングライフデザインの共通点
  • これからの民藝にどうあってほしいか

 

民藝というとどんなイメージがあるでしょうか。

私の中では昔から作られている手作りの品物というイメージがありました。

でも、民藝という言葉に明確な定義はないのだそうです。

日本民藝館のホームページにも、民藝とは何かということが項目としてあげられていたので、定義がないってどういうことだろうと混乱してしまいましたが、この言葉が生まれた背景を辿ると納得ができました。

民藝という言葉は、「美術」によって美しさの基準が一元化されることに疑問を持った柳宗悦が作った造語なのだそうです。

私の中で消化した言葉で表現すると、民藝とは自分が美しいと思ったものを多くのひとに知ってもらい、長く作り続けられるために、作られた言葉。

一般的にはこういうものが美しいと言われているけれど、こういうものもあってもいい、こういうものも私は美しいと思う、という柳宗悦の作り手への思いを書き連ねたのが、日本民藝館のホームページに書かれている「民藝とは」という項目なのかなと理解しました。

なのでこの項目に該当しなくても、こういうものが好き、ずっと使い続けたいという要素があれば古くても新くても、物でなくても、民藝と言えるのかな、そういう意味で明確な定義がないというのかなと思いました。日常で使っているものの中にもそういうものがありそうです。

今まで民藝について、狭い範囲の話なのかなと思っていましたが、今やこれからのものづくりにも当てはまる話で、これから何度か読み返して深く考えてみたいと思いました。

注文の多い注文書

友人から面白い本があったよと本を貸してくれました。

小川洋子さんと、創作ユニット、クラフト・エヴィング商會(しょうかい)の「注文の多い注文書」です。

 

いくつもの入り組んだ路地を通り抜けた先にひっそりとあるお店、クラフト・エヴィング商會

ショーウィンドウには見たことのない変わった品物が並び、「ないもの、あります」という貼り紙も貼ってあります。

ここを訪れる人たちが依頼するものは、人体欠視症治療薬、村上春樹の小説に出てくる貧乏な叔母さん、人体に寄生する植物の標本といった、この世の中には存在しないものばかり。

それでも店主はしらみつぶしに調べたり、悩んだり、時間をかけながら、依頼されたものを納品します。

「ないもの、あります」の意味がなんとなくわかってきたでしょうか。

 

この本には依頼者とのやりとりが、注文書、納品書、受領書の形式で記録されています。

注文書には品物を依頼するにあたった背景が依頼者の視点で、納品書は依頼の品物を探した経緯が店主の視点で、受領書は品物を受け取った感想が依頼者の視点で描かれています。

読んでいるとカウンセリングの対話を聞いているような気分になります。

 

架空のお話ですが、この話がただのフィクションに感じないのは、品物の写真があるから。

この本の表紙の写真もある依頼者の品物です。

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写真だと何だか本当にありそう。しかも実際に本当に実在するものも含まれていて、そうすると他のものも本当にあるのかも?と混乱してきます。

 

店主が時間をかけて納品した品物ですが、受け取る時にはなぜかもう、その人にはそのものが必要なくなっているに感じられます(個人的な印象です)。どうしてそう思うのだろうと本を読んだ後に考えてみると、依頼者たちは依頼する過程でそのものが必要になるきっかけを整理したり、納品までの間に気持ちの整理ができてしまったからなのかなという結論に落ち着きました。

依頼者があるできごとを乗り越えるきっかけ(または時間)が「もの」だったのかもしれません。

 

もし、ないものが必ず見つかるお店があったとしたら、私だったら何をお願いしようか。

想像が膨らむ本でした。

パンケーキを作ってみました

9月になって急に涼しくなりました。

今日はちょっと温かいおやつが食べたいと思い、なかしましほさんの「みんなのおやつ」からパンケーキを作ってみました。

なかしましほさんのレシピは家にたいていある材料で少量(1〜2人分)作れるのが魅力的です。

 

このパンケーキはイーストを使って発酵させるので、ふわふわなパンケーキができます。

 

材料を混ぜて40分発酵。

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お玉でガス抜きして5分休ませます。パンを作るのにちょっと似ています。

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あとは焼くだけ。

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1回目は火力が強すぎて焦げました。

火力を弱めてて2回目。

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まだちょっと火加減強かったかもしれないけどそこそこの焼き加減。

もう少しちゃんとガス抜きしたら均一な焼き色がつくのかも。

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お手軽でお昼ご飯やおやつに良いです。

私はバターとハチミツで甘く食べるのが好きです。

夏を涼しく過ごすもの その4

まだまだ暑い日が続いていますが、夜になると秋の虫の声も聞こえて季節が変わりつつあるのかなという感じもしています。

 

夏を涼しく過ごすシリーズの最終回はもんぺです。

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とても涼しくて毎日履いています。

 

田舎に行くとお店の衣料品売り場にあったりするのですが、私の住んでいる近所のお店にはなかなかないので、インターネットで探して買いました。

最初に買ったのはフリマで見つけたものです。おばあちゃんが履いていそうなもんぺです。

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もんぺの模様は古めかしい感じもするけれど、新しい感じもします。

 

生地は木綿ではじめは糊でパリッとしているのですが、履くほど生地が柔らかくなってきます。

ゆったりとした作りで、締め付け感がなく、涼しいです。足首もゴムなので蚊が入ってくることもないのも嬉しいです。

作業着なので脛の部分や股の部分なども当て布がされていて耐久性もあります。

 

ちょっとした買い物にそのまま着ていくこともあります。

近所の小さな食料品店に行くと、レジのおばあさんが「懐かしいものを着ているわね!若い人が着ると印象が変わっていいわね〜。私もしまってあるもんぺを履いてみようかな」と話しかけてくれたりもしました。

 

こういういかにももんぺというのは履きづらいなという方には、福岡県にあるうなぎの寝床という会社が作っているもんぺがおすすめです。久留米絣というその地域で織られている生地を使っているのですが、生地の色や柄、デザインも今のスタイルに合うように考えられていて、一見もんぺには見えません。

私も一着持っているのですが、細身のパンツのようなデザインなのにきつい感じもしないし、素材も普通のもんぺと同じで涼しいです。

 

とても着心地が良いので熱く語ってしまいました。

気になった方はぜひお試しください。