思いついたときに書く日記

ふと思ったことや趣味のことを気ままに書いています

ホームルーター wifi home02のその後

8月になりました。今年は出社より在宅勤務の期間の方が長くなっています。

今年の初めに買ったホームルーターも大活躍です。

 

先月はデータのやり取りが多く、月末の通信量の合計が90ギガに達していました。

しまった!月の通信量を超えてしまった!と焦ったのですが、ギガ放題プランにしていたことを思い出してホッとしました。

 

使ってみると仕事のある平日は1日で5〜10ギガくらい通信量がかかっていました。

電話会議(顔を出すように言われている)と、リモートデスクトップをよく使っているのですが、会社のモニターは解像度が高いので、そのせいじゃないかとチームの人と話していました。

2日ほどで10ギガは超えてしまっています。

そうすると次の日の18時から2時まで通信制限があるのですが、ホームページの閲覧程度では支障がないことが多いです(画像の表示が遅くなる程度)。

データのアップデートは遅すぎて使えないので、残業がある日は通信制限があると支障が出そうです。

 

光通信は通信量は気にせず使えるので安心ですが、工事が必要だったり、月にかかる費用も高いので、リモートワークのためだけに導入するのは、今後必要なくなったときに勿体無いな(会社からリモートワークにかかる経費が出るわけでもないので...)と思い、しばらくはホームルーターでやりくりしようと思っています。

今日のオリーブ-2021-07-25

7月も最終週です。

先月花が咲いて白粉花の種くらいのサイズの小さな実がつきました。

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1ヶ月経って1cmくらいの大きさになりました。

梅雨が明けてから急に暑い日が続いています。

水が足りないと実がしおしおになるので、ベランダにシェードを貼ってみたり、水やりを欠かさないように気をつけています。

長く使った備前玉の変化

常温のお水を常備しているのですが、岡山県のお土産の一つに備前玉という、備前焼と同じ土で作った丸い玉を水差しの中に入れています。

備前玉を生花のお水に入れておくとお花が長持ちしたり、ポットや炊飯器に入れるとお水がおいしくなったり、ご飯がおいしく炊けると言われています。

私は水差しの他に、ケトルに入れたり、ご飯を炊くのに使っています。

お米の味はいまいちわからないけれど、コーヒーを淹れる時に苦味が和らぐのがわかります。

 

それ以上に効果を感じているのが、ポットに入れておくとカルキがポットにこびりつきにくいこと。

実家に5Lのポットがあってそれを新調した時にお水がおいしくなるからと備前玉を入れていました。

そのあと加熱式の加湿器を購入して使っていたところ内部にカルキがすぐについてしまって、「そういえば同じタイプのポットにカルキがつかないのはどうしてだろう」と考えると、備前玉を入れているからかもと思い当たりました。

それから加湿器にも備前玉を入れたところカルキがつきにくくなり、備前玉はカルキがつきづらくなる効果もあるんだと新しい発見をしました。

 

最近母が「ポットにカルキがつていているかもしれない(お湯に塊が混ざっていた)」というので、久しぶりにポットを見たところ、ポットにはカルキはついておらず、備前玉のまわりにカルキの結晶がくっついていました。多分備前玉についたカルキが外れて水に混ざったみたいです。

それでカルキを落とすのにポットにクエン酸を入れて沸騰させ一晩保温すると、備前玉まわりのカルキは綺麗になくなりました。

備前玉を綺麗に水で洗っていたところ、備前玉が白くなっているのに気付きました。

左側がポットに五年間入れていた備前玉、右側は加湿器に一年ほど入れていた備前玉です。

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同じタイプの備前玉ですが色が全然違います。

備前焼は、焼いている時に藁や灰の影響で色々な模様ができ、それぞれ名前がついていて、この備前玉は被った灰が高温になって溶けたものが釉薬化しゴマのような模様になっているので胡麻と呼ばれています。

元々は濃い茶色や黄土色の光沢のある備前玉でしたが、使った年数でだんだん色が薄く白くなっています...

 

私が家のケトルに入れている備前玉も五年ほど使っていますが、ちゃんと色も残っているし光沢も残っています。

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ポットは常時保温していて、ケトルは使う時だけ加熱するという違いがあるけれど、色落ちと水温に何か関係があるのか...?

 

白くなった備前玉は少し粉っぽく、このまま使いつづけても大丈夫なのだろうか...

実家の備前玉はそのうちに新しいものに買い替えようかなと思っています。

染めた布を仕立てる

前回藍染した布で色々作ってみました。

小さい布は布を染めた後、刺し子をしてみました。

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図案を布のサイズに合わせて描いてピーシングペーパーに写し、布に重ねて上から刺繍していきます。

以前チャコペーパーで図案を写すと、手の摩擦で図案がだんだん薄くなってしまうことがあったので、この方法で刺し子をしてみることにしました。

刺し子を刺し終わって紙を外す作業がちょっと面倒ですが、図案が消えるということはないので良い方法でした。

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敷物にするとかわいいです。

絞り染めした布はランチョンマットがいいかなと思っていたのですが、和紙あかりの材料にもできそう。

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一番大きな布はあづま袋にました。

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5月中旬に倉敷天満屋で開催されていた第9回手づくりの会で見た、くらしのギャラリーさんのアレンジがとても素敵でした。ちょこんと両サイドに角袋の端が見えるのが良いです。

https://www.instagram.com/p/CO9DjXWM2jd/?utm_medium=copy_link

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私もいかごを持っていたのでやってみたい!と思い、サイズを測って作ってみました。

カゴにセットするとこんな感じです。

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おでかけに持っていけそう!

 

初めての藍染とても楽しかったです。家族や友達と一緒にやっても面白いかも。

また集まれるようになったらみんなでわいわい作りたいです。

藍染してみました

以前倉敷に旅行した時に購入した、藍染のコースターをランプの下敷きにして窓辺に飾っていたところ、西日でいつのまにか褪色してしまいました。真っ青のコースターがこんな色に...😭

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とても気に入っていたので染め直すことにしました。

 

藍染に使ったのはSEIWAの藍染キットです。

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染められる素材は綿、麻、シルク、レーヨンです。化学繊維は染まりにくいそうなので、染める前に素材の確認が必要です。洋服の素材は染められる素材でも、縫製の糸が化学繊維だと糸の部分だけ染まりにくいということもあるみたいです。

キットに含まれているのは紺屋藍、藍溶解剤、藍色止め剤、ゴム手袋、マニュアルです。

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ゴム手袋は破れたり、汚れを防ぐのに作業毎に変えたいなどがあるので、予備があったほうがいいです(私は3回取り替えました)。

自分で揃えるものは、バケツ(6-7L程度のもの)2つ、新聞紙、菜箸、エプロンです。

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藍染液が付くとなかなか取れないので、洋服は汚れても良いもの、エプロンは長袖(割烹着みたいなもの)がいいと思います。

藍染液を混ぜる時に使う菜箸は、使い捨てできるものを使います。

部屋が汚れてしまうのが心配な(新聞だけでは心許ない)方はレジャーシートを床に敷いておくとさらに安心です。

 

コースターだけではもったいないので、他にもいくつか染めてみることにしました。

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通信講座を勉強していた頃に使っていたシーチング生地やバッグを作るのに使った麻布のハギレを、藍染してランチョンマットや、コースターにしようと考えています。

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薄いシーチング生地はマニュアルに載っている染め方の手法を参考にして、折り絞り、巻き上げ絞り、根巻き絞りを作ってみました。輪ゴムで縛っています。

巻き上げ絞りは割り箸を芯にするのですが、手持ちがなかったので綿棒で代用しました。

 

藍染液と濯ぐための水を用意します。

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藍染液は匂いがきつい(硫黄のような匂い)ので換気扇を回して作業します。

 

染める布は水に10分ほどつけておきます。

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ここからは時間との勝負なので写真が撮れなかったのですが、布に均等に藍染液が浸透するようによく揉みながら3分ほど藍染液につけます。

染めた布を水にくぐらせて絞り、新聞紙の上に広げます。

絞り染めで布を縛った輪ゴムは外す時に勢いよく飛ぶことがあるので要注意です。縛った面を床に向けて外すといいと思います。

藍染液から引き上げた直後は緑色で、本当に染まっているのか不安になりますが、空気に触れると濃い藍色に変化します。布を広げる作業が一番楽しいです。予想以上に良い感じに染まったのもあれば、思うようにならなかったのもあります。

 

水でよくすすぎ乾燥させます。

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最後に色落ちを防ぐための処理をして乾かせば乾燥です!


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色落ちを防ぐ処理はしてありますが、ある程度は色が出てしまうので、洗濯は別でする必要があります。

色褪せたコースターは元通りに染まりました!

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今度は日陰で使います。

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他の布はこれから仕上げます(つづく)。

金継ぎしてみました(派手に割れたとき)

次はちょっと難易度を上げて割れたお皿の修復をしてみます。

修復するのは小皿。

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派手に割れていますが、金継ぎで修復してみます。

大体きれいに繋がるのですが割れが細かく、一部欠損している部分もありました。

うまく直せるかどうかわかりませんが地道にやってみます。

 

第1行程:漆固め

小さな欠けは漆を塗るのが大変💦はみ出してしまうしピンセットで持って塗るのが良さそう。

漆を塗って余分な漆は拭き取って一日箱の中で乾燥させます。

一晩経って様子を見てみると...余分な漆が染み出してきていました!(汗

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結構固まってしまって拭き取れないのは諦めました(後で磨くときに落とせないかな...)

いきなり難しいものにレベルアップしすぎてしまったかもと後悔...

 

第2・3行程:接合(麦漆接着)、刻そ付け

次は小麦粉とすき漆を混ぜ合わせたもので割れたお皿を接着します。

お皿が4分割されているので一度に接着しようとするとどこかが取れるという状況になってしまい、少しづつ固定していく作戦に変更。

まず2片づつ接着し、ある程度固まったらさらに接着していくという感じで、少しづつ接着していきました。それでもやっぱり細かく割れたところは綺麗にくっつけられなかった...

こんなものでくっつくの?と半信半疑でしたが、ちゃんとくっつきました(2週間ほど乾燥させました)。

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第5・6行程:錆漆付け、錆研ぎ

仕上げの錆漆を塗って隙間を塞ぎ、乾燥させた後、表面を研ぎます。

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第7・8行程:塗り、塗りの研ぎ

透漆を継ぎ目に薄く塗り、乾燥後に研ぎます。

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第9〜11行程:金粉蒔き、金粉固め、磨き

薄く塗った弁柄漆の上に金粉をまき乾燥させ、そのあとメノウで磨けば完成です。

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修復箇所が多くあまり出来は良くない(割れが細かいところはぼこぼこしてしまった)ですが、しっかりくっつきました。

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植木鉢の受け皿として使いました。

金継ぎしてみました(ガラスの修復)

明日は夏至。日が長くなってきました。

休みの日は明るくなったら起きて洗濯と掃除をすませて、ちょっと散歩に行って、お昼を食べたら午後は好きなことをしています。

 

今月は金継ぎでガラスのポットの修復をしてみました。

ポットのフタを落としてしまい、持ち手の部分が取れました。

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最初は瞬間接着剤でくっつけて使っていましたが、何度か使っているうちにまた外れてしまい(熱に弱いのかな?)、蓋だけ買い替えようと思っていました。

ちょっと前にガラスの金継ぎがあるという記事を見たのを思い出して、試してみました。

 

持ち手の接続部がすぱっと切れている感じなので、透漆で接着しました。

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持ち手と蓋側それぞれ透漆を薄く塗って、漆が乾く直前で接着し、数週間乾かしました。

 

持ち手の上側に少し欠けがあったので

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砥粉で埋めて1週間乾かします。

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砥粉を塗った部分に弁柄漆を薄く塗りまた乾かします。

 

透漆を薄く塗って乾く直前に金粉を蒔き、また乾燥させます。

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透き漆が乾く直前を見極めるのが結構難しいです。

漆の塗りすぎや乾燥が不十分だと金が漆に沈んで鮮やかな金色にならないのです。

今回は場所によってはちょっと蒔くの早すぎたかなというところが..

 

透漆で金粉を定着させまた乾燥させ、メノウで磨くと完成です。

今回は磨きにくいところもあったのでできるところだけ磨きました。

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ガラスに金継ぎははじめてでしたが、金継ぎがアクセントになって味が出てきました。

思ったよりも丈夫で、今のところ取れることなく使えています。